2026年8月30日日曜日

鳳凰三山縦走

 ■コースタイム

8/29 青木鉱泉5:33──7:55南精進の滝──9:53白糸の滝──11:36鳳凰小屋

8/30 鳳凰小屋6:26──7:16地蔵岳8:05──9:36観音岳10:12──10:34薬師岳10:58──15:42青木鉱泉

■感想

1日目:青木鉱泉からドンドコ沢コースで鳳凰小屋

登り応えのある急勾配で、手足を使って登る大きな段差や、濡れた岩場やロープ場が所々にありました。4時間程登り続けていたら急に平坦になって、庭園に出たら小屋は直ぐそこ。偶然見つけた野イチゴを摘み、ホッコリする。

2日目:鳳凰小屋から三山縦走して中道を使い青木鉱泉

オベリスク直下のアリジゴクは、明け方の大雨により砂が締まっていて、楽に登れました。聳え立つオベリスクは、迫力があり格好が良い。地蔵岳から観音岳、薬師岳の稜線は快適。雲海に浮かぶ富士山が美しい。

薬師岳より下りの中道は単純で、とにかく長い。南アルプス特有の、眺望の無い深い樹林帯をひたすら歩く。時々現れる、可愛いキノコに気が紛れる。青木鉱泉まで後少しの所で、ショートカットを使う。川を渡りドンドココースへと繋がる道だ。水量がわりとあって流れも早かったが、大きな石をひとっ飛びした。そこはゴールの青木鉱泉だった。(前川)

オベリスク
観音岳から薬師岳へ向かう稜線より
薬師岳
鳳凰小屋のスタッフによる
トロンボーンの演奏会
鳳凰小屋では
既に掘炬燵が用意されていた
小雨の中歩き通した身体を
暖めてくれた
早めの到着だったので
炬燵を囲み
ゆっくりのんびり過ごした

坂瀬川

 ■コースタイム

藍住総合文化ホール6:00──御所の里6:30──入渓8:45──13:50脱渓──14:31入渓地点

■感想

今回遡行した坂瀬川は、西祖谷地区を流れる松尾川の支流です。烏帽子山付近を源頭とし、途中で第二坂瀬川、第三坂瀬川へと枝分かれしているのが特徴です。

入渓してすぐに堰堤を越えると、しばらくは穏やかな河原歩きが続きます。しかし、その先から谷は次第にゴルジュ状となり、泳ぎや高巻きなどを交えながら突破を試みます。

ところが、ゴルジュは想像以上に険しく、なかなか先へ進むことができません。そして行く手に現れたのが、大きな釜を持つ滝でした。何度か登攀を試みましたが、どうしても突破することができず、最終的には大きく高巻くことになりました。この高巻きに約1時間を費やしたため、その後の行程にも影響が出てきました。

再び入渓してからは、ゴルジュ帯を慎重に進みましたが、時間も次第に迫ってきました。安全を優先し、予定していた脱渓地点よりかなり手前で脱渓することにしました。

今回の遡行では、予定していた地点まで到達することはできませんでしたが、ゴルジュ地形が続く美しい渓相は非常に印象的でした。今回はここまでとなりましたが、まだ先にはどのような景色が待っているのか。次の機会があれば、しっかり時間を確保して、今回進めなかった先まで遡行してみたいと思います。(西村)


泳いだり巻いたりしながら
ゴルジュ帯を突破していきいました
行く手を阻む大きな滝と釜が現れ
何度も突破を試みましたが突破できず
大きく高巻くことになってしまいました
林業で使うと思われる丸太の橋を発見
そこから脱渓しました


2026年8月27日木曜日

槍ヶ岳~大天井岳

 ■コースタイム

8/23 徳島4:30──12:50平湯─(タクシー)─13:30上高地──15:15徳沢──16:25横尾

8/24 横尾5:25──6:55槍沢ロッジ──9:35天狗原分岐──11:25殺生ヒュッテ

8/25 殺生ヒュッテ5:45──7:05槍ヶ岳7:25──8:20殺生ヒュッテ──9:20ヒュッテ大槍──10:30水俣乗越──11:55ヒュッテ西岳

8/26 3:55テンバ──4:56赤岩岳──5:16ビックリ平──5:50大天井ヒュッテ──6:48大天井岳──7:52ビックリ平──8:30赤岩岳──9:07西岳テンバ9:50──10:30水俣乗越──12:22槍沢ロッジ──13:45横尾──14:47徳沢

8/27 6:20徳沢──7:30上高地──8:00平湯──17:00前に徳島

■感想

8/24:Oさん体調不良により、Nさんと私は先行する。Nさんとヒュッテで合流したがOさんがまだなので、Nさんに1人で槍に登ってもらう。3点確保で慎重に登ることを注意した。少し怖かったようだ。Oさんがサブザックで登って来て、ヒュッテ前で3人で記念写真を撮る。Oさんは小屋に泊まった。Nさんはヒュッテ大槍に帰って行った。

8/25 槍の往復はサブ行動にした。あまり混雑もなく、順調に頂上に着き大パノラマを堪能した。殺生ヒュッテの分岐でOさんと別れた。大勢の「表銀座ツアー」の外国人に会う。水俣乗越手前の梯子は槍の梯子より長く、一歩一歩登った。西岳のテンバからは、常念岳、槍ヶ岳、穂高連峰が眺望できて快適だった。西岳も往復した。登り15分下り10分だ。携帯の充電器の端子が折れてしまった。隣のテントの人が貸してくれたが、うまくいかず電源を切った。

8/26 赤岩岳は巻いていたが、「日本百高山」に入っているので登る人もいるようだ。隣のテントの、73歳のおじさんが完登したようだ。垂直の鎖があると話していた。300名山も達成しているようだ。事故が多いのが分かった。大天井岳で大声を出し、笛を吹いてサルを下に追い払っている人たちに会った。サルが雷鳥を食べるからだろうか?テント撤収して徳沢を目指した。最後はヘロヘロで到着。徳沢ロッジの生ビールがうまかった。

8/27 平湯で露天風呂に入る。300円の協力金を払い疲れをとった。高山の手前で豪雨になり、前が見えない。緊張して慎重に走った。今回の山行で、念願の東鎌尾根が繋がった。(片岡)

殺生ヒュッテで記念撮影
槍ケ岳頂上
北鎌尾根が見事

2026年8月16日日曜日

深淵川

 ■コースタイム

入渓10:45──13:50沢を出る──13:57車道──14:40駐車スペース

■感想

いろいろあって予定していた沢に入る時間がなくなってしまい、近場でなんとなく気になっていた道路沿いの沢に入渓。もともと釣り人がよく入っていたような所で、あるサイトでは沢沿いの道が舗装されてから魚が釣れなくなったらしい。

入渓場所は、深淵集落を過ぎて南に向かった初めての橋から。沢自体は歩き中心ではあるものの、時おり出てくる岩盤がゴルジュ状だったり、テーブル状だったり、一部巨岩が出てきたり、結晶片岩の皺模様が綺麗に見えたりと面白い箇所がある。

中盤には、短いが滝が連続して沢登りっぽいが、ここの沢のウリは幅広くゆったりとした流れだろう。砂利っぽい川床が多いが、ナメっぽい場所も出てきて天気の悪さにも関わらず結構綺麗。

難易度低く、そばに道が通っているので安心感はとても強い。沢のハイキングとして2時間程歩いてみるのも良いと思う。テジロに注意。(小田桐)


結晶片岩の模様が良く見える
ポットホール状に削れて
すり鉢状になっている場所があり
なんかおかしみたい
前半部分のゆったりした場所
綺麗だけど
もしかして道路を作った時の
土砂で埋まったのだろうかなんて
想像してしまう

鷲羽岳・水晶岳

 ■コースタイム

8/11 新穂高登山口9:50──11:56笠新道登山口──12:33わさび平──13:14小池新道登山口──16:18鏡平山荘

8/12 鏡平山荘6:05──6:54弓折乗越──8:13双六小屋──11:28三俣山荘

8/13 三俣山荘5:45──6:59鷲羽岳──7:43ワリモ岳──8:52水晶小屋──10:02水晶岳南峰──10:07水晶岳北峰──11:39岩苔乗越──13:57高天原山荘

8/14 高天原山荘5:35──8:40雲ノ平山荘──9:22祖母岳──9:58アラスカ庭園──11:48スイス庭園──12:56祖父岳──13:53日本庭園──15:35三俣山荘

8/15 三俣山荘5:39──6:39三俣蓮華岳──8:11双六岳──9:31双六小屋──11:28弓折乗越──12:17鏡平山荘

8/16 鏡平山荘5:33──8:05わさび平──8:27笠新道登山口──9:17新穂高登山口

■感想

台風の影響で、二日風雨に見舞われる。1日目は、ひたすら小屋までしんどい登り。鏡平山荘付近の木道で、オコジョ目撃。俊敏過ぎて写真はうまく撮れず。

2日目は、前夜から暴風雨。雨具着用で出発。双六小屋から三俣山荘へはトラバース道を進むが、下りの岩場がなかなかしんどい。低体温になりそうになりながら三俣山荘へ。

3日目は晴れ。鷲羽岳、水晶岳を目指す。山頂付近は気温10℃前後と涼しく、行動しやすい。水晶小屋の、ニンニク入り力汁で鋭気を養う。岩苔乗越から高天原へ向かう樹林帯は、全く人にすれ違わず、暗くジメジメしていて滑りやすい下り。ランプの宿、高天原山荘は始終薄暗い。こぢんまりした宿ながら清潔感はあり、ご飯も美味しい富山米。楽しみにしていた野天湯も堪能。

4日目は、雲ノ平まで岩ゴロゴロの歩きにくい岩場を3時間ほど歩き、雲ノ平の庭園巡り、祖母岳、祖父岳を下りてきたところでまた大雨。雨具着用でガレ場を慎重に黒部川源流まで下り、登り返しで三俣山荘へ。体は冷え切って疲労困憊。

5日目は晴れ。三俣蓮華岳、双六岳、ゆっくりペースで無事踏破。

6日目も晴れ。鏡平山荘出発。帰路に着く。鏡池にて、朝焼けの逆さ槍を見る。思いがけず美しい景色に疲れも解れた。山中、5泊6日は長い。全員怪我なく無事下山できて良かった。多様な気候、ルートを経験できて、今後の山行にも活かしていきたいと思った。(横手)



2026年8月15日土曜日

面河から石鎚山

 ■コースタイム

面河渓駐車場5:45──6:05面河渓登山口──8:50愛大石鎚小屋──10:30石鎚小屋──11:15天狗岳──13:05愛大石鎚小屋──13:45面河山──15:10面河渓登山口──15:35面河渓駐車場

■感想

キャンプ場でテント泊の予定だったが、雨予報のため、日帰り山行に変更。2時土成集合で出発。到着時はガスが多く雨を心配したが、雨に降られることもなく虫もほとんどいない気持ち良い山行だった。

ただ、ルート上にアザミが多く、終始チクチク刺されながら歩いた。山頂は人が多かったが、面河ルートではほぼ人に会わず、自然を楽しみむことができた。(大久保)


面河ルートから望む石鎚山

2026年8月7日金曜日

五色ヶ原

 ■コースタイム

8/6 9:00室堂──10:38浄土山──11:10龍王岳──13:26獅子岳──14:41ザラ峠──15:37五色ヶ原山荘

8/7 5:45山荘──6:16ザラ峠──7:30獅子岳──8:55龍王岳──9:40一ノ越山荘──10:41玉殿岩屋──11:08みくりが池──11:28室堂

■感想

概ね天気はよかった。アップダウンとザレガレのある箇所もあるため、そこそこ歩きごたえのあるコースだが、花も景色も素晴らしく飽きることがなかった。2日目の朝、槍ヶ岳、笠ヶ岳、富士山など見えた。獅子岳と室堂辺りで、雷鳥にも会えた。玉殿岩屋は立入禁止だった。昔の室堂山荘を見学、ミドリガ池、みくりが池を散策して下山。

遠くに薬師岳。Kさんはテント担いで、あんなに遠くから歩いたんだねと感心してたら、新穂高からテント泊3日目で、獅子岳あたりまで来てた若いスリムな女性に会いびっくり。(越智・暁)


小屋の近くの朝の風景

2026年8月6日木曜日

剣山

■感想

台風の影響、今日はまだましと読んででかけましたが、見ノ越の手前から雨が降ってきました。山はやっぱり影響あるかと見ノ越へ。県外ナンバー多し、帰りには満杯。皆さんカッパを着こんで出発している。こんな天気だからキレンゲショウマ周遊、剣山へ登って帰ろうということにしました。でも、雨はなんとあがって、早々にカッパを脱ぐ。

昨夜も雨が降ったのか、花々が生き生きしていて、きれい。キレンゲショウマもフウロもたくさんたくさん咲いていた。周遊にしちゃあ道悪いなぁと、両剱神社から右の谷へ登って、行場の鎖場へ出た。長野から剣山へ4回目のキレンゲショウマを見にきたという三女性。トップの方が雨で濡れて滑りやすい鎖場を登っていった。二人には危ないから刀掛けへ行った方が良いと言って、姿は見えないが声はする。私とUさんも行こうと岩に触ったが、滑るので諦める。もう一人の連れは先に刀掛けへ向かったが、私達はなぜか岩の横を登ったのか、かなり登って前に雲海荘が見えた。

登山道に出たので、刀掛けで待っている連れに電話が通じ、上に来てと伝える。長野の二人が前を通る。私も既にトップの方は行ったと思ったので、挨拶をする。するとしばらくして、トップさんが私達が登ってきたところから出てきた。あれ?

岩の中で向きを変えなくてはならなくて大変だったのと、出てきた所に一枚岩のロープ?があったところで滑って、てこずって精も根も尽き果てたとのこと。お連れさんは先へ行きましたよと話しながら一緒に登る。膝を痛めて1年歩かなかったから、体力落ちたと言ってました。無事に頂上で合流。

頂上は南風が強く、吹き飛ばされそう。ただ生暖かいのでUさんは半袖で通す。寒いのにがんこ。ヒュッテで温かいそうめん、飴湯をいただいて大剣神社の方へ下り、西島へ向かう。今日は雲があるものの三嶺も次郎も塔の丸も見える。そこもシコクフウロがたくさん咲いている。

西島から少し下った岩のところから遠回りルートを久しぶりに下り、祖谷源流から見ノ越へ。あまり人は通らないが、のどかな森。祖谷源流でジャージャー流れている水を飲んでみた。冷たくおいしい。昔は湧き水など楽しみだったが、今は鹿などの糞尿があり、おちおち飲めない。

結局ぱらついただけで、雨は心配なし。涼しい日だった。登るとき神社でみたら21度だった。下ったらやっぱり暑かった。(島)

キレンゲショウマ
キレンゲショウマ

大剣神社の岩の間のジローギュー
正面が三嶺
右は塔の丸


2026年8月1日土曜日

剣山

 ■コース

見ノ越3:30──剣山──次郎笈──一ノ森

■感想

月が明るいのと雲が多く星はイマイチ。日の出も東の空に雲多くイマイチ。30人以上来ていた。ヒュッテの温度計は17度だが、風があり、日の出を待つ間はカッパを着ても寒かった。

次郎笈の笹、美しかった。トラバース道の水場は1分で500ml。浄水器使用して飲んだ。冷たくて美味。

キレンゲショウマは咲き始め。雨が降らず水不足なのか、開き始めた花びらの先が傷んでいる。たくさん蕾が付いていて、開いてなくてもとてもきれい。ギンバイソウ(銀梅草)、シコクフウロ、ヒメフウロ、ナンゴククガイソウ等等咲いていた。(越智・暁)

苦労してネットを
張っていただいているおかげで
たくさん蕾付けている
作業に当たっている方々に
感謝を伝えたい
愛らしいギンバイソウ

2026年7月31日金曜日

五色ヶ原

 ■コースタイム

7/30 扇沢駅7:15──8:55室堂──10:52龍王岳──12:35獅子岳──14:39五色ヶ原山荘

7/31 五色ヶ原山荘6:16──8:47獅子岳──10:50龍王岳──13:09室堂──15:08扇沢駅

■感想

始発の扇沢駅は、平日にもかかわらず長蛇の列。今回の目的は、長野県側から登り黒部ダムを見学することと、お花畑を鑑賞することです。

天気は曇り時々雨。稜線に出ると強風吹き荒れ、行き交う人もほとんどおらず、何とも静かな山行でした。五色ヶ原山荘は食事はトップクラスにおいしい、お風呂もある。ただ飲み水がなく、有料です。水道の水は飲めないとの事。

登山道はよく整備されていますが、雪渓が3、4ヶ所残っており、注意が必要です。1番の難所はザレ峠、登りも下りも思った以上に長くしんどかった。花はたくさん咲き乱れ、癒され続け、山荘付近の木道沿いは極楽浄土のような景色でした。岩場には、雷鳥の親子やイワヒバリなども迎えてくれて、写真ばっかり撮って一向に先に進めなかった

今回は静かな山行を求めて参りましたが、予想以上に人も少なく、天気も思わしくなかったけど涼しくて良かったかなと。(木村・二)

1番の難所のザラ峠の途中
上の方に見えるのが五色ヶ所山荘
ここからまだ1時間くらいかかりました
健気に咲くお花達が癒してくれました
人気がなく寂しい道のりでしたが
たくさんのお花達が励ましてくれました
果てしなく続く
チングルマのお花畑
室堂まで帰ってきました

2026年7月30日木曜日

黒部五郎岳~読売新道

■コースタイムと感想

26日 折立6:45──10:45太郎平小屋

・・・1日目 雷雨の心配があり早めの登山開始

27日 太郎平小屋5:50──6:05太郎山──8:10北ノ俣岳──9:10赤木岳──12:00黒部五郎岳──14:35黒部五郎小舎

・・・2日目 曇りでガスもあり、それぞれの頂上からの眺望はなし。登山中にガスが切れると薬師岳、雲ノ平を見ながら歩く。黒部五郎カールの、絶景と花畑にメンバー全員、大喜びする。

28日 黒部五郎小舎5:40──7:40三俣蓮華岳──8:35三俣山荘──10:05鷲羽岳──10:40ワリモ岳──11:40水晶小屋

・・・3日目 小屋を出発する時に悪天候の予報を聞く。予報よりも早い雨で小屋へ急ぐが、途中暴風雨となり寒さと強風に耐え歩く。無事に小屋に着き落ち着くと、悪天候での行動、装備の反省をする。

29日 水晶小屋6:50──7:30水晶岳(北峰)──8:35温泉沢ノ頭──10:55赤牛岳──16:15奥黒部ヒュッテ

・・・4日目 雨の心配はなかったがガスはスッキリせずも雷雨に会った。赤牛岳を下山する頃には槍ヶ岳、烏帽子岳、黒部湖が見え始めメンバー全員大喜びするが、奥黒部ヒュッテまでが長かった。

30日 奥黒部ヒュッテ7:10──9:10平ノ渡場──10:20右岸──10:25左岸──平ノ小屋──14:20ロッジくろよん──15:00黒部ダム

・・・5日目 初日に、今日のコースが一番難関と聞いていたので気を引き締め歩くことにする。初めての長い山行でしたが、ゴールの黒部ダムに無事に下山できたことに感謝。(才川)

■感想

この度は、山行中に荒天に見舞われた日がありました。下から吹き上げる強風に吹き飛ばされそうになったり、霰石のような雨に全身たたきつけられたり。アタックを下ろす事も、食べ物を口に入れるのもままならない状態。こんな状態が続くと低体温症になり、遭難?って事なるんだろうなと。ただ事前に体力作り、コースの把握、雨への備え。そして信頼するメンバー。全ての事で、自分は絶対いける!と確信して歩きました。少し大袈裟ではありますが、実際この日北アルプスの領域では、死亡を伴う遭難事故が数件ありました。ご心配おかけしました、この経験は今後必ず活かします。

天候には、あまり恵まれませんでした。しかし行程中、高山植物が咲き乱れ、時よりガス間から見える3000メートル級の絶景には心救われました。5日間かけての黒部ダムへと続く縦走路。今は達成感と感謝の気持ちでいっぱいです。(前川)

裏銀座と槍の穂先
チングルマの群生
黒部五郎岳のカール
ここはまた是非行きたい
奥黒部ヒュッテから黒部ダムは
太郎平小屋に常駐する
富山県警山岳警備隊によれば
行程中一番危険
滑落=死亡
濁流に架かる丸太橋や
100段もの丸太の階段の連続でした

薬師岳~立山

■コースタイムと感想

26日 折立6:45──10:45太郎平小屋。太郎平小屋からテン場までは、20分。水は豊富で、電気柵で囲っていました。食料は倉庫に入れる。誓約書を書きました。トイレは少し離れていて、冷や冷やしながら何回も往復しました。

27日 6:50発──8:20薬師山荘──9:45薬師岳10:26──11:40北薬師岳──13:30間山──14:30スゴテン場

18キロ背負った、若い単独の女性に会いました。槍ヶ岳まで行くと言って、去って行きました。なんとも勇ましい。テントは1張。月が出ていました。明日の天気を期待したが、無残にも翌朝打ち砕かれました。

28日 6:00発──7:50スゴノ頭──9:42越中沢岳──11:41鳶山──12:27五色山荘

暴風雨で、登りがきつい。百まで数えて登る。修行の道だ。1人は、なんとも心細い。五色原の木道を水が流れていた。五色山荘で素泊まりを勧められ、泊まることにした。部屋は、一人でゆっくり寝られた。風呂で汗を流し、服と靴を乾燥室で乾かした。

29日 6:10発──6:46ザラ峠──8:08獅子岳──10:05龍王岳──10:35一ノ越山荘10:50──12:08雷鳥沢テン場

大勢の観光客で、にぎわっていた。立山がきれいに見えた。テントは約50張。

30日 7:00発──8:00室堂8:40──10:00立山

ガスに包まれていた。夜間に雨が降ったのか、テントが濡れていた。今回、夏用シュラフと、薄手の長袖の上着とセーターで寝たが、寒かった。次回は、長袖の下着を持って行こうと思う。数多くの高山植物が、目を楽しませてくれた。(片岡)

薬師岳頂上です
赤牛岳方面とお花畑
雪渓とコバイケイソウ
雄山と一ノ越への道

2026年7月28日火曜日

槍ヶ岳

■コースタイム

26日 上高地7:00──9:25徳沢園──11:12横尾──13:36槍沢ロッジ(泊)

27日 槍沢6:10──10:33殺生小屋──12:36槍ヶ岳山荘(泊)

28日 槍ヶ岳山荘6:00──7:50天狗平分岐──8:46槍沢ロッジ10:12──13:50河童橋

■感想

1日目、予定(9:00)より早めにスタート。横尾の手前から雨。横尾で雨具の下着用。ロッジのお風呂は早々に列ができていて諦めた。

2日目、曇り時々晴れ。朝、1人の靴底が剥がれており、ビニールテープを買って補修して登る。天狗池はパス。殺生小屋で早目のランチ。東鎌尾根に上がり槍ヶ岳山荘へ。槍はほぼガスの中。常念、蝶、大天井などは見えた。山荘に荷物を置くと雨パラパラ。ガスガスだけど1人山頂へ。時折ガスが切れて山荘や景色が見えた。下りてきたら2人がやっぱり行くと言うので、付き合ってまた山頂へ。下りたら残りの1人が靴(モンベルの靴、ちょうどサイズが合うのがあった)を買って登ると言うので、3回目山頂へ。もう真っ白だった。

3日目、3時起きしたが、御来光はとても期待出来ない天候。風も強かった。新穂高へ下りるのはやめ、ピストンに変更。雨具の上着用して下る。槍沢ロッジで雨が降り出す。本降りの中、上高地までひたすら歩いた。そんな天気なのに登っていく人は結構いたし、上高地は観光客で賑わっていた。(越智・暁)

夕食前
西鎌寄りから見えた槍
槍初登頂の2人と・・
私は30何年ぶり
ルートを外れて雪渓で遊ぶ
山肌から剥がれた岩が
木を薙ぎ倒し
登山道を横切って
転がり落ちていた
直径2m以上もある
まだ落ちてから新しい感じ
出くわしたら即死かも

2026年7月26日日曜日

鳳凰山、瑞牆山

■山行日 7/24~26

■感想

鳳凰山の初日は、夜叉神峠登山口から出発しました。途中は少しガスがかかっていたため、思ったほど暑くなく、快適に樹林帯を歩けました。稜線に出ると視界が開け、南アルプスの固有種であるタカネビランジが至るところに咲いていました。午後に地蔵岳付近まで来ると晴れ渡り、白峰三山もはっきりと見えました。間近に姿を現したオベリスクは、非常に迫力がありました。

2日目に下ったドンドコ沢は、全体的に急な下りが多く、所々にロープもある歩き応えのある登山道でした。

瑞牆山は、桃太郎岩を過ぎると山頂まで岩場が続き、所々に鎖場もある、アスレチック感満載の楽しい登山道でした。山頂からは富士山などをはっきりと望むことができ、とてもきれいな景色を楽しめました。

天気も大きく崩れることなく、鳳凰山の稜線やドンドコ沢、瑞牆山の岩場を楽しめた、充実した山行となりました。(元原)

午前の稜線上
タカネビランジ
地蔵岳のオベリスク
桃太郎岩
瑞牆山山頂

那賀川西蝉谷

■コースタイム

入渓7:55──8:45H920二俣──9:10大滝下9:15──12:20大滝三段目落口──13:25勘場山南西枝尾根──13:45勘場山14:00──16:15駐車スペース

■感想

2025年の9月にも入った沢。前回は読図ミスで行きたい場所に入れず、そのまま沢を抜けたので再訪。水量は少ないためか、入渓早々は川床に泥がたまっていたりでそんなに綺麗ではない。H920m付近の二俣で左手側に入るが、ここがなんと伏流のゴーロになっていて、凄く間違えやすい。そのまま進むと、突然ゴーロが消えて15m斜滝、そして30mオーバーの幅広大滝が明るい空間と共に現れる。

巻き登ると、さらに40m、その上にも40mクラスが出てきて、合わせて100mを超える大滝の連瀑になっている。水が少なく傾斜がややねているので、上の2本はロープを出して登るが、時折足場が崩れる。ハーケンはところどころ効くが、場所により崩れる。

登攀終えてからも岩盤は終盤まで出てきて、詰めは明るい緩めのガレ場。勘場山南西の緩い尾根の景色を堪能して、勘場山ピークも踏み、車まではさ迷いながら謎の尾根を下降。充実した遡行だった。(小田桐)


大滝1段目をまいてる最中
最終盤も狭いV字の谷で
他の谷と比べて異質
勘場山南西の尾根
等高線の緩い場所
谷が終わり安全地帯に
入ったことを実感する