2024年5月5日日曜日

美ヶ原、車山

 ■コースタイム

5月4日 美ヶ原長和町側駐車場より最高点、王ヶ頭(2034m)まで、6.5km、5時間
5月5日 車山肩駐車場より霧ヶ峰最高点、車山(1924m)まで、3.5km、3時間。

■感想

喜寿目前の義母をアルプスに連れて行くと言って、やっとその希望がかないました。本人も、自分の力で上がれたこと、ロープウェイを使わずに行けた事に大変喜び、2泊3日の楽しい山旅(高原旅)になりました。地元のツルヤスーパーに行って、りんごバターやブルーベリーソースなど、色々買い物もして楽しみました。

また、山頂からの眺望はぐるっと360度、北アルプスから南アルプスまで楽しむことができました。本当に3日間天気にも恵まれてよかったです。(木村・二)

遠くに槍、穂高連峰が見えました
美ヶ原 王ヶ頭 2034M
女神湖にて


2024年5月4日土曜日

立山

 ■コースタイム

5月3日:室堂9:35──11:55浄土山──12:40龍王岳──14:00一ノ越山荘
5月4日:山荘5:50──7:10雄山──9:15富士ノ折立──10:35真砂岳──12:00別山──12:50剣御前小屋──14:15雷鳥平──15:20室堂

■感想

天気に恵まれ最高の山行になった。風もなく雪も少なかった。ただ、凍っている箇所の通過もあり、気が抜けなかった。アイゼンをはいての岩場は滑るので、こまめに外した。剣岳が目の前に大きく姿を現した。岩場で滑落事故があったようで、ヘリが飛んでいた。雷鳥平までの雪の斜面を、滑りながら降りた。結構時間がかかったが、雪山を満喫した。雷鳥の飛翔に驚きました。立山駅で、「山の子」の堺さんたち3人に会いました。山スキーに来たようです。高校の修学旅行で立山に来て半世紀が過ぎました。感無量です。(片岡)

雄山
剣岳


2024年5月3日金曜日

荒島岳

 ■コースタイム

8:45勝原登山口9:00──10:57深谷ノ頭──11:46シャクナゲ平──12:55荒島岳13:20──14:24シャクナゲ平──15:00 深谷ノ頭──16:25登山口

■感想

日本海の見える宿を出て、荒島岳へ向かう。途中で白い雪のある白山が見え出した。駐車場は既にいっぱいで、道路向かいに空きペースがあり止めれた。桜坂と言うところを登って、さらに急なコンクリートの坂を登る。斜度20度くらいに思うけれど、10度もないとUさん。青く芽吹いた新緑を全身に感じて、急登を登る。

13年前の9月に登ったけれど、何も覚えていない。登山口のすぐそばの宿に泊まったのは覚えているが、もう無くなっていた。同じ山をまた登るのは気が進まなかったけれど、その思いは後でおもいっきり覆された。

急登の勝原コースだが、段差が大きくこんなに歩きにくかったかなと思うくらいしんどい。白山ベンチで休んでいると上からニコニコした青年が下りてきて、卯の花の周りには必ず昆虫がいるとか話しかけてきた。能登でボランティアをしてるそうだ。登り始めるのが遅かったので、下ってくる人達もたくさんいて、交差に時間がかかる。登り優先でほとんど譲って貰えた。

シャクナゲ平にはこぶし。シャクナゲはほとんど無い。深谷ノ頭を過ぎると、左に白山が、道にはショウジョウバカマ、カタクリ、イワウチワ、サンカヨウがたくさん出てきて感動!!登る前にUさんと、ギフチョウが見れたら良いねと言っていたら、頂上には何頭ものギフチョウが乱舞していた。躍り上がって喜んだ。一年に一度この時期、花とのコラボがギフチョウに巡り会えた要因だそうだ。

下りは白い白山を眺めながら、急な道を下る。結構ハードだったように思うが、登っている時に小学一年生の男の子がご両親と登っていたのに会う。春、雪山にはなかなか登れなくなったが、こうやってたくさんの花やギフチョウ、白い山を眺めながらの山行はラッキーだった。この日は永平寺に近いオートキャンプ場に泊まり、翌日は東尋坊と朝倉氏史跡を訪ねて、早い時間に帰ることができた。感謝。(島)

白山
頂上から白山
ギフチョウ

2024年5月2日木曜日

金勝アルプス

 金勝(こんぜ)アルプス(滋賀県)

■コースタイム

小松島4:00──7:45丈野P8:05──9:20鶏冠山490.8m──10:30天狗岩11:05──11:20分岐──11:32狛坂磨崖仏──12:10林道──13:00P

■感想

丈野駐車場はまだ車が少ない。駐車料金500円。鶏冠山までは新緑のハイキング。そこを過ぎると石灰岩の大岩、奇岩があちこちに見えてくる。天狗岩までは、登山道から往復20分くらいで登れる。琵琶湖の周りの今まで登ったことのある霊仙山、比叡山、武奈ヶ岳、蛇谷ヶ峰などが見えるらしい。

白石峰から二重岩、国見岩、狛坂磨崖仏と高速道路のトンネルの上を歩いて駐車場へ帰る。その直前に、逆さ観音やオランダのデレーケの堰堤がある。徳島にもあるそうだ。その大きな堰堤で、若者達が川遊びをしていた。暑いが木陰は爽やかだった。

福井美術館へ、横山大観美術展を見に走る。福井県に向かう道すがら、青い麦畑がたくさん見えていた。(島)



2024年4月28日日曜日

東赤石山

 ■コースタイム

登山口─(3時間30分)─旧赤石山荘─(17分)─八巻山─(26分)─東赤石山─(3時間)─登山口、所要時間8時間30分、距離は10km

■感想

東赤石山は、私が阿波あすなろ山の会に入会するきっかけの山ということで、思い出の山です。およそ15年前にJRおよび公共バスを乗り継いで広島から登山に来て、生憎の雨となり、岩場歩きが怖くて小屋に逃げ帰り、翌日は晴れてもピークを諦め逃げ帰った山です。こんな怖い経験しないためには、山の会でも入ろうと思い「あすなろ」のお世話になりました。

今回は良い天気で、岩場も面倒やなと思うだけで、快調に登りました。しかし、15年後の私は体力が落ちてました。アップダウンはそれ程でもありませんが、距離と高低差がある山でした。他のパーティでは、リタイアされてる方々も多い山でした。そんな中で何とか頂上に立つことができて、同行の皆様に感謝です。特に、下見山行をして頂き、にぎやかに皆んなに励ましをして頂いたリーダーに感謝です。久しぶりに、高低差1300m、距離10kmの山に登ることができました。(北山)

旧赤石山荘、先発隊と後発隊合流
お楽しみのロックガーデン突入
八巻山登頂
東赤石山登頂に向けての頑張り
東赤石山山頂!リベンジを果たして安堵するK氏

2024年4月7日日曜日

大屋冨岩登り

 ■コースタイム

9:05岩場着──16:10撤収

■感想

沢に向けてのトレーニングも兼ねて、香川の大屋冨で岩登り。ここの岩場は、入り口近くにある初級向けのエリアと、奥のちょっと難しいエリアで分かれている。地元の人の管理もあり、残置ハーケンはあるものの、ボルトは綺麗で椅子まで用意してある。

初級の場所は、今までトップロープで登っていた人のリードの練習にも適している。とりあえずロープを引きずり、7課題程いろいろ登って、使ったことのない確保器具も使ってみたりしていろいろできた一日だった。(小田桐)


初級エリアの課題
奥の少し難しい場所

太神山

 ■コースタイム

藍住5:00──8:00田上公園駐車場──8:50登山口──9:55太神山参道入口──10:12不動寺──10:30太神山山頂──11:50矢筈ヶ岳山頂──12:20下山開始──13:46下山

■感想

予定よりかなり早く駐車場に到着、満開の桜を見ながら登山口までしばし歩く。暑さを心配したが、森の中は涼しい風が吹き歩きやすい道で快適なハイキングだった。神の山と言うだけあって、神秘的な感じ。下山はアルプスっぽい感じで、川の中を歩いたり楽しい山行だった。(庄野)

太神山山頂
タムシバの花がきれいでした、後ろには琵琶湖が
下りの岩場が楽しかったです
矢筈ヶ岳山頂

2024年3月21日木曜日

矢筈山

■コースタイム

木地屋橋上の駐車場8:10──8:30林道終点──12:30石堂山縦走路──13:03矢筈山13:20──14:39稜線からの下り始め──16:13林道終点──16:33駐車場

■感想

国道438号から県道304号に入り、少し走ると積雪あり。轍あるが、途中で引き返していた。木地屋橋を少し越えた駐車スペースまで、新雪6か7cm。気温-3℃。林道終点まで青空が見えていた。ノートレース。新雪を踏んで登る。雪が少ない斜面は、土と落ち葉のミックスとなり、滑りやすかった。途中から曇り、小さなふわふわの雪が降っていた。たまに日差しがあったが、標高が上がると-5℃、一番低い時で-7℃。雪面がキラキラすると思ったら、結晶が見えた。一面のスパンコールのようだった。霧氷も美しかったが、曇っていたので墨絵のよう。だんだん雪深くなり、膝丈くらいのラッセルがずっと上まで続き、予定より時間が掛かった。

頂上で立ち食いし、黒笠山縦走路へ下る。眺望は曇ってきれいには見えないが、塔丸、三嶺が白く見えた。こちらも雪は、今までで一番深かった。縦走路から北に下るが、YAMAPでここの軌跡を取ってなかったので、また今回もルートファインディングはスッキリできなかった。シリセードしたり、滑り転げながら下った。下山時の気温も-3℃だった。朝、鹿の声を一瞬聞いたが姿は見えず。人にも会わなかった。越智(暁)


膝丈ラッセルを満喫した
黒笠縦走路の展望スポットからの矢筈山
 

2024年3月16日土曜日

五色台

 ■コースタイム

五色台ビジターセンター8:18──9:35根香寺──10:32十九丁──11:27白峰寺──12:38真元池──13:34撮影スポット──14:12五色台ビジターセンター

■感想

天気良く、汗をかきながらのハイキングとなりました。札所の根香寺はとてもきれいな寺で、牛鬼の出迎えもありました。国分寺からの道と交わる十九丁では、6歳の娘さんを亡くされたことをきっかけにお接待を始めた方が飲み物の補給に見えられていて、オロナミンやお茶を頂きました。白峰寺も大きな寺で、ここからの下りが大変長く、登ってくるお遍路さんは大変そうでした。

浜街道からビジターセンターへの登りは標識が無く、地元の方に聞くと道は荒れて通れないというので困りましたが、ヤマップなどで探りながら登るといい道はあり、予定より少し早めにビジターセンターに着くことができました。

五色台ビジターセンター
へんろ道
早咲きの桜
稚児の滝からの風景
撮影スポット
撮影スポットからの景色


2024年3月9日土曜日

国見山

 ■コースタイム

下の登山口9:45──上の登山口10:33──頂上12:05──12:20避難小屋12:35──上の登山口13:15──下の登山口13:45

■感想

雪が降り続いていたので福寿草は諦めて、国見山に変更しようと道の駅にしいやで決めた。雪はとても少ないが、冬型の気圧配置で四国の山沿いにも雪が降った。おかげで、またきれいな霧氷が見られた。もう最後かなぁ。(島)


雪少ないが、楽しめた
福寿草はまた次回


2024年3月3日日曜日

高知鬼岩屋岩登り

 ■感想

ホールドが、とてつもなくつかみやすい岩場に行ってきた。朝立彦の岩場よりも傾斜が強く、ほぼ90度だが、なぜか登れてしまう不思議な岩場です。駐車スペースから、迷わなければ15分もあれば岩場に着くアクセスの良さ。これが県内にあったら、どんなに良いことかと思います。4人で、洞窟見学も含めて、6時間で3本のルートを登る。ある一つの課題で、登り始める場所と終了点が大きく横にずれていたので、こういう場所はトップロープで遊ぶには適さないので気を付けたい。(小田桐)


この課題、I氏5分で登る
近くの洞窟見学


2024年3月2日土曜日

伊予富士

 ■コースタイム

御所の郷6:30──9:00駐車9:45──11:16桑瀬峠──13:20伊予富士13:42──15:00桑瀬峠──15:45駐車

■感想

御所の郷で集合し、高速を走ると小雪が舞う。寒波が来ているのは承知で、雪山に会いたいと計画した。寒風山トンネルを抜け、登山口へ向けての道路は雪。一度滑ったが、難なく登山口へ。駐車場には2台。一台はまだ人がいた。登山口には東屋があり、簡易水洗トイレがある。小雪舞う中、雪山装備にトイレにと、モタモタ45分もかかって出発。最初から急登なので、アイゼン、軽アイゼン、チェーンスパイクを着けて出発!

ジグザグの急登が続き、またまたトイレタイム。崖から落ちていないかと思うくらい待って出発。桑瀬峠にやっと着いた。何も見えないが、キーンと冷えて樹々もキリッとパリパリ。素敵な雪景色を見せてくれる。一週間前には全く雪の無い伊予富士だったようだけれど、今日はヤッタゼ!!冬の雪山となる。軽アイゼンが機嫌損ねたり、チェーンスパでは滑り、アイゼンに履き替えたりしながら、頂上直下の急登を登る。雪は降り続くし、手袋は冷たいし、風はそんなに無いがとにかく寒い。が、カッパの下は一枚で通すつわ者も。私は暑がりなのに、年のせいかかなり寒がりに。-10℃以下は間違いない。ピークに着いても雪は止まない。天くら大ハズレ!今回のブルーはおあずけ。

立って食事して、写真撮ってさっさと降りる。急な下りなので、慎重に足を進める。危険地区をやっと通り過ぎ、真っ白な珊瑚礁に囲まれ、歓声あげながら下る。登り返しもあり、けっこう疲れる。皆さん、アイゼンでスパッツ引っ掻けることもなく快調。私はどこかに引っ掻けて、両膝強打しひっくり返る。やっちまった!が無事。予定時刻を大幅に過ぎたが、無事下山。駐車場は車は無く、その代わりにつぶれた車を乗せてる車がある。どうもスリップ事故したらしい。気をつけねば。ずいぶんと久しぶりに木の香温泉に行き、温まって帰った。露天がお湯も熱く、外気が気持ち良い。今回の反省点は、手袋の予備は必ず持つこと。晴れるかもと期待したが、ずっと雪。一時、この手袋このままだと凍傷にならん?と本気に思った。(島)


伊予富士頂上
寒いのでエネルギー補給してさっさと降りた
視界はないが素晴らしい冬景色
熊笹は冷凍中


2024年2月28日水曜日

雲早山

 ■コースタイム

駐車8:08──8:54登山口──9:47分岐──10:02頂上11:06──11:52登山口──駐車12:37

■感想

道路は、雪、凍結なし。道脇やトンネル内にはツララあり。雲早隧道の200m手前に駐車。林道の土は凍っていた。落石多数。2人掛かりでやっと除けられるような大きな石も。土須峠から少し登り、左へ曲がる所は右側が崩落していた(人は危険なく通れる)。

登山口から薄っすら雪。1300m辺りから小さな霧氷。登るにつれ、足元の積雪も霧氷もしっかりしてくる。稜線に出ると風が強かった。青空と霧氷が素晴らしい。狙って行ったのだが、まさに雲早日和。頂上から高丸山、高城山、矢筈山、石立山、遠くは那岐山が見えた。大山はアプリで確認してこれかな、という程度。

山頂で昼食。風も弱まってきて、暖かい日差しの下、ゆったりとできた。気温が上がって、霧氷も透明になったり落ちたり。登りはやや滑りやすかった所も、雪が緩んで歩きやすくなっていた(3名は下りのみチェーン、軽アイゼン装着)。出会った登山者1名。(越智)


昨日の強風で発達した霧氷は長いものだと10cm超え


2024年2月24日土曜日

大山

 ■コースタイム

川床屋5:25──5:55大山神神社──6:18林道──6:55下宝珠越──10:30上宝珠越──10:50元谷小屋・昼食──13:20宿

■感想

酒の残った体で、デコランを着けて出発した。下宝珠越までは前のパーティのつけた足跡をたどって、谷筋を直登した。尾根に出ると、雪が少ないせいか、灌木の枝にアイゼンをひっかけて苦労した。枝を踏み越えるたびに足がつりそうになった。先行者も苦労したようだ。春来た時のルートと違うことに気が付いた。雪崩を用心して谷ルートを避けて道のない尾根ルートを登っていた。右側が切れ落ちていて緊張した。

上宝珠越で、剣ヶ峰をあきらめ、三鈷峰に行くことに決定した。少し行くと雪面のトラバースあり、ザイルを張り3名が渡る。しかし、帰りを考えて引き返すことに決定した。ザイルを後続の「神戸労山8人」に使ってもらい、撤収した。上宝珠越からは、「神戸労山」のトレースを使って元谷に下った。急坂だったため、ピッケルを打ち込み、アイゼンを蹴り込んで、後ろ向きに下りた。かなりの距離で神経を使った。

元谷に降り着くと北壁が美しく輝き、いやしてくれた。弥山尾根、弥山、六合避難小屋に登山者を確認した。元谷小屋で昼飯を食べ、神社で、無事下山のお礼をした。賽銭は、今度の機会に持って行きたい。雪が少なければ、藪漕ぎになることを認識した。(片岡)

元谷下降中


2024年2月18日日曜日

勝賀山・堂山


■コースタイム

佐料登山口8:38──8:55猫びたい──9:12勝賀山9:51──10:01猫びたい──10:29赤子谷三角点──10:47赤子谷──12:46綱敷天満神社登山口──13:08龍王宮(展望台)13:20──13:35堂山302──14:04綱敷天満神社登山口

■感想

勝賀山はかつて山頂に山城があり、急勾配を活かした造りと土塁に囲まれた難攻不落の城だったらしい。なので、登山道は急登の連続。《馬がえし》と名前の付いた坂もあり、登りは苦労した。頂上に着くと、勝賀城跡保存会の方にぐるりと説明をしていただき、いつもよりゆっくり景色と歴史のロマンを堪能。

頂上を後にして猫びたいまで戻ると、今度は赤子谷に向かって進む。こちらは歩きやすい緩やかな下りで、暖かな陽気もあり、楽しいハイキングコースだった。赤子谷に下りると舗装道路に出て、袋山に向かって歩き出したが時間的に厳しくなり、袋山は断念して昼食のうどん屋さんへ。

昼からの堂山は地元の人たちに親しまれているらしく、小さいお子さん連れの親子から90歳を超えた年配の方まで、たくさんの人たちにお会いした。龍王宮の展望台で高齢のご夫婦との会話が弾み、ここでものんびり。

無線鉄塔のある標高302m地点まで登り、来た道を引き返して今回の山行は終わった。途中、梅やスイセンなどの花が咲いていてほっこりすることも。今回の山行は少し予定より早く帰ることができ、山も楽しめ、うどんも堪能できて本当に楽しかった。(張)

龍王宮


堂山登り
勝賀山
堂山展望台のヤマガラ


2024年2月12日月曜日

武奈ヶ岳

 ■コースタイム

坊村登山口9:15──12:03御殿山──12:20ワサビ峠──13:03武奈ヶ岳──1120m辺り(昼食10分)──13:45ワサビ峠──13:52御殿山──15:22登山口

■感想

京都東ICを下りて、湖西道路を走っている時は晴れていたのに、山が近づくと小雨。山の方は白く雪が降っているのがわかった。葛川市民センターに駐車し、小雨の中、身支度。登山者は多く、次々と準備して出発していく。登り口は、明王院という雰囲気の良い寺院の、赤い橋を渡った所。

初めは杉林の中、まずまずの登り。500mを超えると、雪と土のミックス。滑りそうだが、そのまま慎重に登る。680m辺りでアイゼン装着。小雪が降る中登る。下山してくる登山者は、山頂は真っ白で強風だったと言う。午後から風がややおさまり、天気も回復する予報に期待して、小雪の中登る。木の枝々に雪が積もり美しい。踏みしめる雪の感触も気持ちいい。これが青空だったらどんなに綺麗だったろう。

登るにつれ、風が強くなる。御殿山1097mで12時過ぎていたが、風を避ける所もなく、写真を撮り8分程で出発。ワサビ峠へ約50m下りまたそこから登り。上の方は白く、山頂は見えない。続々と下山してくる人に、もうすぐですか?あと何分位?など皆問うていた。

空腹で疲れてきた頃に、武奈ヶ岳山頂に着く。もちろんガスって眺望なし。「わぁー琵琶湖見えるー!」などと冗談を言う余裕はあった。東側に雪庇が出来ていて、踏み抜いて落ちて遊んでも危なくない斜面があったが、皆そそくさと下山態勢。私は、時々雪にダイブしたり、シリセードしたり遊びなら下る。あまりの美しさに写真をたくさん撮ろうとするが、指先が冷たくてスマホが感知してくれなくなる。

1120m辺りで立ったまま昼食を詰め込むと皆元気になり、御殿山への登り返しの足取りが速くなる。途中からぬかるみドロドロ。帰りに、琵琶湖の東側のピエリ守山で温泉に浸かりながら比良山地を眺めるが、上の方は雲に包まれていた。琵琶湖バレイは見えていた。四国には殆ど雪のない冬、気持ちの良い雪を満喫でき皆満足していた。(越智)


小雪降り止まぬ中、御殿山へのやや急な登り
雪のついた木々が美しいが写真だと伝わらない
なかなか手ではまとまらない雪
雪だるま作りメーカーで遊ぶM氏