2024年3月21日木曜日

矢筈山

■コースタイム

木地屋橋上の駐車場8:10──8:30林道終点──12:30石堂山縦走路──13:03矢筈山13:20──14:39稜線からの下り始め──16:13林道終点──16:33駐車場

■感想

国道438号から県道304号に入り、少し走ると積雪あり。轍あるが、途中で引き返していた。木地屋橋を少し越えた駐車スペースまで、新雪6か7cm。気温-3℃。林道終点まで青空が見えていた。ノートレース。新雪を踏んで登る。雪が少ない斜面は、土と落ち葉のミックスとなり、滑りやすかった。途中から曇り、小さなふわふわの雪が降っていた。たまに日差しがあったが、標高が上がると-5℃、一番低い時で-7℃。雪面がキラキラすると思ったら、結晶が見えた。一面のスパンコールのようだった。霧氷も美しかったが、曇っていたので墨絵のよう。だんだん雪深くなり、膝丈くらいのラッセルがずっと上まで続き、予定より時間が掛かった。

頂上で立ち食いし、黒笠山縦走路へ下る。眺望は曇ってきれいには見えないが、塔丸、三嶺が白く見えた。こちらも雪は、今までで一番深かった。縦走路から北に下るが、YAMAPでここの軌跡を取ってなかったので、また今回もルートファインディングはスッキリできなかった。シリセードしたり、滑り転げながら下った。下山時の気温も-3℃だった。朝、鹿の声を一瞬聞いたが姿は見えず。人にも会わなかった。越智(暁)


膝丈ラッセルを満喫した
黒笠縦走路の展望スポットからの矢筈山
 

2024年3月16日土曜日

五色台

 ■コースタイム

五色台ビジターセンター8:18──9:35根香寺──10:32十九丁──11:27白峰寺──12:38真元池──13:34撮影スポット──14:12五色台ビジターセンター

■感想

天気良く、汗をかきながらのハイキングとなりました。札所の根香寺はとてもきれいな寺で、牛鬼の出迎えもありました。国分寺からの道と交わる十九丁では、6歳の娘さんを亡くされたことをきっかけにお接待を始めた方が飲み物の補給に見えられていて、オロナミンやお茶を頂きました。白峰寺も大きな寺で、ここからの下りが大変長く、登ってくるお遍路さんは大変そうでした。

浜街道からビジターセンターへの登りは標識が無く、地元の方に聞くと道は荒れて通れないというので困りましたが、ヤマップなどで探りながら登るといい道はあり、予定より少し早めにビジターセンターに着くことができました。

五色台ビジターセンター
へんろ道
早咲きの桜
稚児の滝からの風景
撮影スポット
撮影スポットからの景色


2024年3月9日土曜日

国見山

 ■コースタイム

下の登山口9:45──上の登山口10:33──頂上12:05──12:20避難小屋12:35──上の登山口13:15──下の登山口13:45

■感想

雪が降り続いていたので福寿草は諦めて、国見山に変更しようと道の駅にしいやで決めた。雪はとても少ないが、冬型の気圧配置で四国の山沿いにも雪が降った。おかげで、またきれいな霧氷が見られた。もう最後かなぁ。(島)


雪少ないが、楽しめた
福寿草はまた次回


2024年3月3日日曜日

高知鬼岩屋岩登り

 ■感想

ホールドが、とてつもなくつかみやすい岩場に行ってきた。朝立彦の岩場よりも傾斜が強く、ほぼ90度だが、なぜか登れてしまう不思議な岩場です。駐車スペースから、迷わなければ15分もあれば岩場に着くアクセスの良さ。これが県内にあったら、どんなに良いことかと思います。4人で、洞窟見学も含めて、6時間で3本のルートを登る。ある一つの課題で、登り始める場所と終了点が大きく横にずれていたので、こういう場所はトップロープで遊ぶには適さないので気を付けたい。(小田桐)


この課題、I氏5分で登る
近くの洞窟見学


2024年3月2日土曜日

伊予富士

 ■コースタイム

御所の郷6:30──9:00駐車9:45──11:16桑瀬峠──13:20伊予富士13:42──15:00桑瀬峠──15:45駐車

■感想

御所の郷で集合し、高速を走ると小雪が舞う。寒波が来ているのは承知で、雪山に会いたいと計画した。寒風山トンネルを抜け、登山口へ向けての道路は雪。一度滑ったが、難なく登山口へ。駐車場には2台。一台はまだ人がいた。登山口には東屋があり、簡易水洗トイレがある。小雪舞う中、雪山装備にトイレにと、モタモタ45分もかかって出発。最初から急登なので、アイゼン、軽アイゼン、チェーンスパイクを着けて出発!

ジグザグの急登が続き、またまたトイレタイム。崖から落ちていないかと思うくらい待って出発。桑瀬峠にやっと着いた。何も見えないが、キーンと冷えて樹々もキリッとパリパリ。素敵な雪景色を見せてくれる。一週間前には全く雪の無い伊予富士だったようだけれど、今日はヤッタゼ!!冬の雪山となる。軽アイゼンが機嫌損ねたり、チェーンスパでは滑り、アイゼンに履き替えたりしながら、頂上直下の急登を登る。雪は降り続くし、手袋は冷たいし、風はそんなに無いがとにかく寒い。が、カッパの下は一枚で通すつわ者も。私は暑がりなのに、年のせいかかなり寒がりに。-10℃以下は間違いない。ピークに着いても雪は止まない。天くら大ハズレ!今回のブルーはおあずけ。

立って食事して、写真撮ってさっさと降りる。急な下りなので、慎重に足を進める。危険地区をやっと通り過ぎ、真っ白な珊瑚礁に囲まれ、歓声あげながら下る。登り返しもあり、けっこう疲れる。皆さん、アイゼンでスパッツ引っ掻けることもなく快調。私はどこかに引っ掻けて、両膝強打しひっくり返る。やっちまった!が無事。予定時刻を大幅に過ぎたが、無事下山。駐車場は車は無く、その代わりにつぶれた車を乗せてる車がある。どうもスリップ事故したらしい。気をつけねば。ずいぶんと久しぶりに木の香温泉に行き、温まって帰った。露天がお湯も熱く、外気が気持ち良い。今回の反省点は、手袋の予備は必ず持つこと。晴れるかもと期待したが、ずっと雪。一時、この手袋このままだと凍傷にならん?と本気に思った。(島)


伊予富士頂上
寒いのでエネルギー補給してさっさと降りた
視界はないが素晴らしい冬景色
熊笹は冷凍中


2024年2月28日水曜日

雲早山

 ■コースタイム

駐車8:08──8:54登山口──9:47分岐──10:02頂上11:06──11:52登山口──駐車12:37

■感想

道路は、雪、凍結なし。道脇やトンネル内にはツララあり。雲早隧道の200m手前に駐車。林道の土は凍っていた。落石多数。2人掛かりでやっと除けられるような大きな石も。土須峠から少し登り、左へ曲がる所は右側が崩落していた(人は危険なく通れる)。

登山口から薄っすら雪。1300m辺りから小さな霧氷。登るにつれ、足元の積雪も霧氷もしっかりしてくる。稜線に出ると風が強かった。青空と霧氷が素晴らしい。狙って行ったのだが、まさに雲早日和。頂上から高丸山、高城山、矢筈山、石立山、遠くは那岐山が見えた。大山はアプリで確認してこれかな、という程度。

山頂で昼食。風も弱まってきて、暖かい日差しの下、ゆったりとできた。気温が上がって、霧氷も透明になったり落ちたり。登りはやや滑りやすかった所も、雪が緩んで歩きやすくなっていた(3名は下りのみチェーン、軽アイゼン装着)。出会った登山者1名。(越智)


昨日の強風で発達した霧氷は長いものだと10cm超え


2024年2月24日土曜日

大山

 ■コースタイム

川床屋5:25──5:55大山神神社──6:18林道──6:55下宝珠越──10:30上宝珠越──10:50元谷小屋・昼食──13:20宿

■感想

酒の残った体で、デコランを着けて出発した。下宝珠越までは前のパーティのつけた足跡をたどって、谷筋を直登した。尾根に出ると、雪が少ないせいか、灌木の枝にアイゼンをひっかけて苦労した。枝を踏み越えるたびに足がつりそうになった。先行者も苦労したようだ。春来た時のルートと違うことに気が付いた。雪崩を用心して谷ルートを避けて道のない尾根ルートを登っていた。右側が切れ落ちていて緊張した。

上宝珠越で、剣ヶ峰をあきらめ、三鈷峰に行くことに決定した。少し行くと雪面のトラバースあり、ザイルを張り3名が渡る。しかし、帰りを考えて引き返すことに決定した。ザイルを後続の「神戸労山8人」に使ってもらい、撤収した。上宝珠越からは、「神戸労山」のトレースを使って元谷に下った。急坂だったため、ピッケルを打ち込み、アイゼンを蹴り込んで、後ろ向きに下りた。かなりの距離で神経を使った。

元谷に降り着くと北壁が美しく輝き、いやしてくれた。弥山尾根、弥山、六合避難小屋に登山者を確認した。元谷小屋で昼飯を食べ、神社で、無事下山のお礼をした。賽銭は、今度の機会に持って行きたい。雪が少なければ、藪漕ぎになることを認識した。(片岡)

元谷下降中


2024年2月18日日曜日

勝賀山・堂山


■コースタイム

佐料登山口8:38──8:55猫びたい──9:12勝賀山9:51──10:01猫びたい──10:29赤子谷三角点──10:47赤子谷──12:46綱敷天満神社登山口──13:08龍王宮(展望台)13:20──13:35堂山302──14:04綱敷天満神社登山口

■感想

勝賀山はかつて山頂に山城があり、急勾配を活かした造りと土塁に囲まれた難攻不落の城だったらしい。なので、登山道は急登の連続。《馬がえし》と名前の付いた坂もあり、登りは苦労した。頂上に着くと、勝賀城跡保存会の方にぐるりと説明をしていただき、いつもよりゆっくり景色と歴史のロマンを堪能。

頂上を後にして猫びたいまで戻ると、今度は赤子谷に向かって進む。こちらは歩きやすい緩やかな下りで、暖かな陽気もあり、楽しいハイキングコースだった。赤子谷に下りると舗装道路に出て、袋山に向かって歩き出したが時間的に厳しくなり、袋山は断念して昼食のうどん屋さんへ。

昼からの堂山は地元の人たちに親しまれているらしく、小さいお子さん連れの親子から90歳を超えた年配の方まで、たくさんの人たちにお会いした。龍王宮の展望台で高齢のご夫婦との会話が弾み、ここでものんびり。

無線鉄塔のある標高302m地点まで登り、来た道を引き返して今回の山行は終わった。途中、梅やスイセンなどの花が咲いていてほっこりすることも。今回の山行は少し予定より早く帰ることができ、山も楽しめ、うどんも堪能できて本当に楽しかった。(張)

龍王宮


堂山登り
勝賀山
堂山展望台のヤマガラ