■コースタイムと感想
9/18 高瀬隧道入口8:22──9:23湯俣温泉登山口──9:52名無避難小屋──10:55湯俣山荘
初日は高瀬ダムから湯俣山荘までの行程で、ほぼ平坦な道を歩き、問題なく山荘に到着した。山荘到着後、スタッフの方に伊藤新道の状況を確認したところ、秋雨前線の長雨による増水が続き、9月に入ってからはほとんど通行困難な状況だったとのことだった。通常の雨であれば1日ほどで水位はほぼ元に戻ることが多いそうだが、今回は長雨の影響で水位がなかなか下がらなかったという。今年は8月が最も条件が良かったそうだが、通行しやすい時期は毎年変わるとのことだった。翌日の行程について、ここで撤退するか、竹村新道を経由して三俣山荘を目指すか悩んだが、竹村新道の整備に携わっている方からルートの注意点を詳しく教えていただき、竹村新道を通ることにした。
9/19 湯俣山荘4:30──4:54竹村新道入口──5:25展望ポイント──7:13湯俣岳──8:57南真砂岳──11:33東沢乗越──12:30水晶小屋──14:04ワリモ岳──14:40鷲羽岳──15:37三俣山荘
午前中は天気が良く、南真砂岳から裏銀座ルートとの合流地点までの稜線から、槍ヶ岳、笠ヶ岳、水晶岳、赤牛岳などを望むことができた。竹村新道は南真砂岳まで急登が続き、今回の山行で最も体力的に厳しい区間だった。午後からはガスに包まれ、鷲羽岳山頂からの眺望はなかった。三俣山荘に到着し、夕食後には一時的に雲が晴れ、鷲羽岳を見ることができた。
9/20 三俣山荘5:31──7:22双六小屋──8:29弓折乗越──8:59鏡平山荘──10:58小池新道登山口──11:15わさび平小屋──11:26笠新道登山口──12:18新穂高温泉
この日も朝からガスがかかっており、三俣蓮華岳への分岐付近まで登ったものの天候が回復しなかったため、双六岳には登らず巻道を通って双六小屋へ向かった。その後は徐々に天候が回復し、双六小屋から弓折乗越へ向かう途中では、稜線を流れる雲の向こうに槍ヶ岳を望むことができた。鏡平山荘で休憩した後、小池新道を下り、新穂高温泉へ下山した。
今回は、目的としていた伊藤新道を通ることはできなかったが、竹村新道へ計画を変更し、北アルプスを縦走することができた。来年はあらためて伊藤新道に挑戦したい。(元原)
湯俣川南真砂岳
槍ヶ岳(左)と





