2025年3月30日日曜日

大日寺~建治寺~焼山寺~藤井寺

■コースタイム

5:48大日寺──7:15建治寺7:35──8:25広野8:40──9:21駒坂東──10:03鏡大師──10:30ヘンロ小屋神山36号10:45──11:11玉ガ峠──11:25鍋岩12:20──12:45杖杉庵──13:15焼山寺13:30──14:10 43号線──14:59浄蓮庵15:11──15:48柳水庵──16:41長戸庵──17:40藤井寺──18:24発JR鴨島駅

■感想

暑さ寒さも彼岸までというが、この日は防寒着が大活躍。朝6時前、人一人いない静寂な大日寺を出発。ここからまず、大日寺奥の院建治寺へ。入田中学校側からの遍路道は、四国霊場の本尊石仏を目安に進む。道は少々荒れている。建治寺では、「建治龍門窟」へ行く。狭い洞窟の最奥部には不動明王が祀られていた。

ここから焼山寺までは、山辺の道を歩く。アスファルトの道は足に負担がかかり苦手!!四国のみちの山道は、よく整備されていて歩きやすい。春のにおいを感じ、満開の桜を見ながらの歩きは心和む。神山ヘンロ小屋では、97歳のおじいちゃんからの差し入れを頂く。ありがとうございました。

焼山寺13時15分着。予定より2時間遅れ。後は藤井寺までの下り。一本杉のあたりから、足の痛みも出始めた。気合いと根性で歩く。隣を歩くoさんは、時々スキップや小走りをしている。(すごいぞっ!)

藤井寺17時40分着。予定よりかなり遅れたが、35キロ完歩。藤井寺までは完歩したものの、全員で鴨島駅まで歩くことは難しかった。その上、タクシー会社には電話が繋がらない。市労山のSさんに連絡し、駅まで送っていただく。お世話になりました。人々の温かい支えによって、約35キロの遍路歩きができたことに感謝。(前川・珠)

建治寺遍路道
駒坂潜水橋
神山遍路小屋近くの桜
焼山寺

石立山

■コースタイム

べふ狭登山口8:15──9:10竜頭谷──10:30岩場──12:15西峰──12:22捨身ヶ嶽──12:35西峰──13:40岩場──14:40竜頭谷──15:20べふ狭登山口

■感想

ずっと行きたかった、べふ狭からのルートに気合を入れてトライ!登り4時間予定してましたが、思ったより傾斜がきつく、ザレも酷くて西峰までしかたどり着けなかった。登山道の途中に『正午までに石立山山頂にたどり着けなかったら下山してください』との警察の看板があり、自分も12時までとタイムリミットを決めていたので、山頂はあきらめ、捨身ヶ嶽に寄って下りてきました。

西峰で他の登山者に会いましたが、徳島側から来ていて、べふ狭側からの登山者には会いませんでした。それもそのはず、登ってる時はあまり気にしなかったが、下山し始めてから足場の悪さを痛感。岩場までは急坂の上に、落ち葉が積もっていて滑る。岩場から竜頭谷まではザレが酷くて滑る。「もう石立山はこりごりだ~!」と、暗くなる前に下山したかったので半泣きになりながら、転がるように下ってきました。しかし、1~2日経つとまた石立山に登りたくなるのはなんでだろう・・・。(張)

捨身ケ嶽から三嶺方面
追加情報:駐車場横の茶屋は、高齢のため閉店してました。残念。

2025年3月23日日曜日

平家平

■コースタイム

小松島5:30──7:50西蝉谷林道作業所──9:00蛇石神社──12:35平家平13:10──14:51林道──15:30車

■感想

「ゆずりは(山行記録)」に、2007年3月に東蝉谷から登ったAさんの記録がある。南から登るのは、実に18年ぶりだ。記憶も全然無い。今回は西蝉谷林道をかなり走って、作業場の広場に出る前に止めて、そこから登山道に降りた。ヤマップを頼りに、沢沿いを歩く。道は荒れており、テープは残っていない。途中コースを外し、ザレバを登る。上の方に旧道はあった。危険箇所に遭遇し、肝を冷やした。まもなく工事中の林道に出会う。そこから沢沿いを少し登り、右の尾根にとりついた。岩倉峠までは、急坂であった。そこから尾根歩きは快適だった。

雪の残った剣山を眺めながら昼飯を食べて、下山する。足場が良くない箇所で石が浮いており、落石に肝を冷やした。林道に出て、そこからは車まで林道を歩いた。今回のルートは、人があまり行っていないみたいだ。慎重にルートを見つける必要があると思った。(片岡)

蛇石神社です
蝉谷を登ってます
尾根の途中の大きな木
平家平頂上
平家平頂上

2025年3月2日日曜日

大神子~小神子

■コースタイム

大見子駐車場10:00──簡易ハーネス講習会──11:00アスレチック公園──12:00日ノ峰神社──191m三角点──13:20中神子=越ヶ浜──14:00大神子(うどん)15:00解散

■感想

小雨予報なので海岸は行かず日ノ峰周回の予定だったが、小雨もまばらになり、小晴れにもなったりだったので、ミニ四国周回路から中神子(越ヶ浜)に下りて、大潮干潮で歩きやすくなった海岸を大神子まで歩いた。途中わかめを収穫し、デイキャンプ場で作ったうどんの具材にして食った。(天野)

頂上石碑前写真
石碑は小坂奇石の書
旧日和佐町出身
新月直後の大潮干潮で歩きやすくなった波打ち際を行く
自然のわかめや海藻が採れた


2025年2月23日日曜日

木曽駒ヶ岳

■コースタイム

千畳敷駅10:24──11:32乗越浄土──11:54中岳──12:14頂上山荘──12:25木曽駒ヶ岳──13:11中岳──14:35千畳敷

■感想

天候不良が心配だったので1日繰り上げて、12月23日に変更しました。雪質良好。天気は晴れ時々曇り。気温は-15℃から-20℃くらい。吹雪くこともなく登りは暑いくらいでしたが、顔や手は少しでも露出すると千切れるくらい痛かったです。

登りはポールが使いやすく、八丁坂の降りはピッケルが大活躍でした。景色も素晴らしく、全員怪我なく下山できて、大満足の山行でした。(横手)

翌朝、円形の虹が出てました
快晴の八丁坂
木曽駒ケ岳山頂


2025年2月16日日曜日

五剣山

■コースタイム

ケーブルカー駐車場10:22──10:40八栗寺──11:15一峰──11:50四峰のおりんのある場所──12:10五峰12:35──13:15八栗寺──13:40ケーブルカー駐車場

■感想

死傷者が出る危険な山扱いの、五剣山に行きました。入山口は少しわかりにくいけども、ネット上には結構記録が出てきます。山道に入ると踏み跡はしっかりして、少し進路をはずし隠されているようにまつられている祠を探しながら登ると楽しいです。梯子はところどころ錆びて壊れそうですが、ロープや鎖は比較的しっかりしています。

4峰を下ってからが見どころが多く、畳が敷いてあっておりんまでおいてあるスペースがあり、すぐ近くには崖と鎖、さらに進むと開けた細い岩尾根が続き展望が良かったです。岩場はここまでで、あっという間に車道に降りて八栗寺に降ります。

ケーブルカーに沿った道の途中に、ヨモギ餅を出すお店があり、おばあちゃんがその場で餅を作ってくれて、素手の上に包装無しの餅を乗っけてくれる。ワイルドな所作に対して、餅は柔らかく、餡子はさらっとしていて良いご褒美になりました。かつて五剣山であった事故の話なんかも教えてくれて、店に寄った甲斐があります。危ない場所や、滑ったらダメな場所はもちろんありますが、コンパクトで見どころが多くとても良い山でした。(小田桐)

岸壁にはところどころえぐれた場所があり、いろいろ祭ってる。お賽銭が大量に必要。
四峰の岩屋。ヨモギ餅屋のおばあちゃん曰く、この場所に一週間こもって何かやってる人がいたらしい。信者がご飯持ち寄ったりして過ごすんだとか…。


世田山~笠松山

 ■コースタイム

世田薬師駐車場8:50──9:50世田山──10:20笠松山観音堂──10:35笠松山三角点──10:50世田山11:20──12:00永納山入口──12:30永納山頂上──13:00下山

■感想

春とは名ばかりの寒さが続く中、当日は穏やかな晴天に恵まれました。よく整備された山道は、崩落した橋がある箇所を除けば快適でした。前日の雨の影響で、予定していた岩場のある医王山には行くことができませんでした。永納山から見えた医王山の迫力は好奇心をくすぐりました。次回は、医王山にも登ってみたいと思いました。(前川・美)

崩落していた橋
通り過ぎてしまっていた三角点
笠松観音堂にて
先の登山者の素敵な遊び心
巨大な仏像!!田中唯支さん、なんと齢90歳。約15年かけてこの不動明王を彫ったそうです。
テレビ番組「ナニコレ珍百景」で2回も取り上げられたとか。

2025年2月2日日曜日

高清水トレイル

 ■コースタイム

9:30人形峠──10:40大畝山──11:40池川山12:10──13:05大畝山──14:05 人形峠

■感想

終日曇りでしたが時々太陽も顔を出すような天気で、気温も比較的暖かく、雪山を十分楽しむことができました。自然が作り出すアート作品を眺めたり、新種の虫?を発見したり、あやしげな黄色い液体が一体何なのかを議論したりしながら、みんなで楽しい時間を過ごせました。(大草)

ブナがたくさん
集合写真
折り返し地点の池川山はまったいら

2025年1月19日日曜日

堂ヶ森

 ■コースタイム

8:30保井野──10:00空池──11:37梅ヶ市分岐──12:27堂ヶ森──12:56梅ヶ市分岐──15:10保井野

■感想

登りで急な斜面が続いたときは、滑ってなかなか登れず体力的にもきつく、雪山は簡単ではないなあと感じました。アイゼンなしで平気な人たちを見て、どうなっているんだろうかと思いました。自分もトレーニングを重ねてもっと余裕を持てるようになりたいと、いつものことですが刺激を受けました。

山に登れば白の世界、いろんな表情が見られる山はやっぱりいいなあと思いました。いろいろお世話していただいて、ありがとうございました。(西橋)

堂ヶ森
梅ヶ市分岐

2025年1月7日火曜日

剣山

■コースタイム

見ノ越8:52──9:55西島駅10:11──10:27刀掛けの松──1900mで撤退11:10──11:37西島駅──12:18見ノ越

■道路状況

つづろ堂:雪なし。第2ヘアピンから積雪。第3ヘアピンから6~7cm除雪なし。先行車なくきれいな雪道、少し滑るが問題なし。帰りは3台とすれ違う。登山者ではなさそう。

■感想

見ノ越でも、まあまあ風強い。-4℃。誰も歩いていないフカフカの雪を踏んで上がる。所々凍っているが問題ない。アイゼン付けず。登山道で鹿5頭が笹を食べていた。西島で休憩。-10℃。風はどんどん強くなる。時折青空が覗いたり、吹雪いたり。トレースは風雪でかき消されている。少し逸れると膝上、吹き溜まりなら腿まで埋まる。1900m地点、余力はあるが撤退を決める。-12℃。

帰り道、自分の足跡もほぼ消されている。トンネルの少し上で、名札を付けた男性1人に会った。頂上まで行くらしい。この人もアイゼンは付けてなかった。他は誰にも会わず。午後からは晴れ間が増えたようだ。白い次郎笈への稜線は薄っすら見えただけだった。厳しい剣山もたまにはいいかと。神社横の餌場でヤマガラとコガラが餌を長閑に食べていた。(越智・暁)

晴れ間を狙って
薄っすら次郎笈への稜線

2025年1月2日木曜日

氷ノ山 東尾根ルート

■コースタイム

とくとくターミナル6:30──10:40スキー場10:45──11:11リスト上──11:25東尾根登山口──12:15避難小屋──13:20一の谷13:35──14:15避難小屋──14:40リフト──15:00駐車場

■感想

昨年は11月まで暑かったのに、12月に入ると寒波が幾度となく来て、北日本~西日本の日本海側は大雪に見舞われている。氷ノ山も寒波、風雪の状態で、撤退組もたくさん出ている。私たちもラッセル、撤退覚悟で国際氷ノ山スキー場へ向かった。

今日は天気は少し良さそう。正月だからかずいぶん時間がかかって、スキー場へ10時半過ぎに着いてしまった。雪は、スキー場情報で70センチ。リフト2つに乗って500円。リフトは8:30~16:40なので、徳島を4時前に出れば安心。リフト最終に乗り遅れたら悲惨です。駐車場のおじさんが口を酸っぱくして、無理はしないようにとアドバイス。

比較的歩きやすい雪。トレースはないと思っていたらある。急な所もあるが、トラバースにも気をつけて、ゆっくり進む。東尾根避難小屋で少し食べて、邪魔なわかんは置いていった。そこまでに二人下山してきた。後は誰もいないはず。時折、日も射し、風もそう強くない。いつものカッパの下は一枚になり、そのまま上へ。リフト最終を考えるとタイムリミットは1時半か?!

一の谷まで行き、引き返す。もう1時間早ければ、頂上へは行けただろう。年初めの登山は敗退。それもよし。氷ノ山は何度来ただろう。ここ前後のYAMAPを見ても雪は多い。鳥取県側からの登山者が多い。東尾根からは今日は3組6名だった。リフトに乗って、スキー、スケボーを上から眺めるのも面白い。下りは早かったから、もうちょっと行けたけどキリが良いところで良かったか。

何度来ても、同じ表情を見せない氷ノ山は楽しい。もう3千メートル級の雪山は登れないから、私にはちょうどよく優しい山だ。民宿でカニと酒を堪能し、翌日は竹田城跡を眺める立雲峡へ。古木の桜が多く、竹田城の殿様もあちらから桜を愛でていたようだ。(島)

青空も見える

ここで帰ります~
おまけ。立雲峡。