2025年8月6日水曜日

一ノ森~剣山

 ■コースタイム

見ノ越7:45──8:40西島──9:45穴吹川源流──10:23稜線遭難碑──10:37一ノ森ヒュッテ11:00──11:08一ノ森頂上──11:16遭難碑──12:00剣山──12:30大剣神社──12:55西島13:05──13:50見ノ越

■感想

午後から天気下り坂と言うので、神山6時集合にした。朝は快晴。さすがに平日、駐車場の屋根の下に停めた。神社22℃。涼しい。明日から天候崩れるので、キレンゲショウマを期待。混んでいないので右側ルートを選び、両剣神社手前の斜面でたくさんのキレンゲショウマが見られた。崩れたから少なくなったと嘆く人がいたが、ギンバイソウときれいだ。

殉職碑のところで、南つるぎの方に会う。コリトリから登って来たそうだ。一ノ森ヒュッテで昼食食べて、剣に向かう。ちょっと雲はでてきたが、ジローさんもいつものハンサム顔。そこで帽子を飛ばしたら、イタリアの方が木道の下へおりて取ってくださる。奈良、京都、大阪と剣山に来られたそう。美しいと感動してくださる。

大剣神社経由で西島に。パリからのお二人とも話をして、ここは有名とのこと!イタリアの方も合流して、5人で話す。エキスポのような人の多いところより、自然豊かなここが好きとのこと。嬉しい!

1時過ぎにも関わらず登りの人がいて、泊まる人や3時間のリミットかけてる人も。下山して車に乗り込むと、パラッときました。今日はのんびりと、国際色豊かな山行となりました。(島)

少し雲がでてきましたが、いつもの太郎次郎
キレンゲショウマ

2025年8月4日月曜日

巻機山・越後駒ヶ岳

 ■コースタイム

8/2 藍住発6:30──15:00大池いこいの森キャンプ場

8/3 キャンプ場2:00──4:48桜坂登山口──6:305合目──7:10展望台──9:35巻機山──10:06牛ヶ岳──12:29展望台──13:45登山口──銀山平キャンプ場・かもしかの湯

8/4 キャンプ場3:30──4:30枝折峠──6:06道行山──7:47小倉山──9:06小屋──9:40越後駒ヶ岳──11:06百草ノ池──12:26道行山──13:55枝折峠

■感想

巻機山は、5合目まではブナ林の中を快適に登る。そこから上は、赤土のへこみがあったり、岩場だったリで歩きにくかった。大勢の小学生に追い抜かれていった。ニッコウキスゲやハクサンフウロに、慰められながら登る。皆ヘロヘロになっている。年を感じる年代になっている。巻機山の手前に避難小屋があり、トイレもある。協力金が必要です。

越後駒ヶ岳は行程が長い。駒ヶ峰ヒュッテの前に水があり、たらふく飲む。ヒュッテには、ビール500円があった。少し喉を潤す。ヒュッテの紹介が8月号の「山渓」に掲載されるようだ。話した管理人は労山だった。平日だったせいか、登山者にはほとんど会わなかった。登りは順調だったが、帰り道は登り返しがあり、遠かった。コメツツジとリンドウが癒してくれた。長時間の登山は、体にこたえるようになったと実感した。(片岡)

巻機山頂上
滝雲
駒ノ小屋と駒ヶ岳
ニッコウキスゲ

2025年8月3日日曜日

金峰山・瑞牆山

 ■コースタイム

8/2 瑞牆山荘6:50──7:40富士見平小屋8:00──8:20桃太郎岩8:25──9:20大ヤスリ岩──9:55瑞牆山頂上10:10──12:00富士見平小屋12:25──13:20大日小屋──14:10大日岩──15:20砂払ノ頭──16:15金峰山山荘

8/3 金峰山山荘6:00──6:25金峰山頂上6:55──8:00砂払ノ頭──8:45大日岩──10:05富士見平10:20──11:00瑞牆山荘

■感想

台風の影響が危ぶまれたが幸いにも晴天の登山日和となった。1日目は、出発地点の瑞牆山荘から富士見平小屋までは樹林帯に中、よく整備された道を歩く。視界が開けた場所では、花崗岩をまとった瑞牆山を正面に見ることができた。水墨画を彷彿させてくれそうな、幻想的な景色に心洗われる。富士見平小屋でエネルギーをチャージし、いざ瑞牆山へ。一旦下ったところにアニメ、鬼滅の刃の聖地巡りとして注目されている桃太郎岩がある。ここから頂上までは鎖場と岩場の連続。

念願の登頂。頂上では富士山、八ヶ岳、南アルプスと360度のパノラマが広がる。これから行く金峰山荘も遠望できる。絶景を名残惜しく見ながら、再び元来た道をたどる。富士見小屋で荷物を整え、金峰山を目指す。苔むすしらびその樹林帯の中は、もののけ姫を彷彿とさせた。大日岩からはゴロゴロ岩が続き、結構足に来た。金峰山頂上を横目にトラバース道を山荘に向けて歩く。念願の山小屋飯は、レストランのようなおいしさだった。

2日目朝、陽光を浴びながら金峰山頂上へ。頂上では、真正面に富士山が出迎えてくれた。ここも360度の絶景。特に、昨日登った瑞牆山は異国の地に来たような風貌だ。五丈岩で手を合わせ、瑞牆山まで下る。途中、「トウヤクリンドウ」が咲いていた。山では、夏の終わりを告げる花とされている。下界では夏本番だというのに。流石、百名山と呼ばれる山々。登りごたえがあった。(前川・美)

金峰山小屋の目印
富士見平小屋
瑞牆山荘から富士見平小屋へ向かう途中
楽しそうだったのでつい
金峰山頂上
トウヤクリンドウ


桃太郎岩
あちこちの遊び心
あちこちの遊び心
大ヤスリ岩
瑞牆山頂上
瑞牆山からの金峰山小屋
瑞牆山からのパノラマ
名物岩の前で修行のポーズ
雲海

金峰山頂上からの富士山


2025年7月27日日曜日

県民登山教室(妙高・火打)

 ■コースタイム

7/26 松茂バス停出発5:00──16:00糸魚川須沢キャンプ場

7/27 笹ヶ峰登山口7:30──8:30黒沢──9:30十二曲り(12/12)──10:45黒沢池──11:20黒沢池ヒュッテ──12:25大倉乗越──14:56妙高山──17:30黒沢池ヒュッテ泊

7/28 黒沢池ヒュッテ5:00──5:30茶臼山──6:10高谷池ヒュッテ──6:45天狗の庭──8:00火打山(絶景)──9:30高谷池ヒュッテ10:00──11:45十二曲り(12/12)──12:20黒沢──13:00笹ヶ峰登山口──15:00アルペンブリック スパ──23:30松茂バス停解散

■感想

海辺のテント泊は蒸し暑く寝不足のはずだが、皆の足取りは軽く、意気込みを感じる。若干歩調と合わないが、よく整備された木道越しに山話していると黒沢橋。山で浄化された雪解け水で涼を楽しみつつ、始終好天の山行開始。

意外に短い十二曲を越えて、小一時間登ると黒沢池。一面の笹の中に、ワタスゲの群生や様々な色彩の花が至る所に咲き、これまでの疲れを少し忘れる。更に進むと、有名な建築家による正八角形ドームが特徴的な、宿泊場所でもある黒沢池ヒュッテ。そこで軽い昼食後、これからが今日の本番。

周辺の景色はガスに遮られていたが、急斜面の笹を刈り込んだだけの狭いトラバースの辛い道でも、足元に集中でき怖さを感じることなく歩く。時折ガスが晴れ、目指す山頂が見えて気力を掻き立ててくれたが、刻々と夕刻が迫っていた。登頂への焦る気持ちと体力の限界も気になり、個々の思いもぶつかりそうで一行の心の雲行きが怪しくなる。それでもペースを守り、叱咤激励し、あるいは和ませつつ頂上を目指し、帰還予定時刻5分前に何とか登頂。感動に浸る間もなく撮影会を手早く済ませて、夕食前に生還し初日を終えた。

翌日は火打山を目指し、定刻より早く目覚め、まだ昨日の興奮状態が続いている。朝の天狗の庭は快晴で風もなく、池塘に映るは逆さ火打。山頂では南アルプスの絶景。雪渓と雲の白さ、山脈の濃淡のある緑、空の青さ、これらの境界が明瞭で視力が幾分良くなった。

クマもライチョウも寄せ付けない楽しい会話、お互いへの気遣いや心配り、登山にまつわる技術や知識の習得と、登山教室は技術向上の貴重な機会。山岳会の垣根を越えて既にワンチーム。登山道も心情も、山あり谷あり感動ありの山行だった。(前田)

逆さ火打










黒沢池ヒュッテ

天狗塚

 ■コースタイム

天狗塚登山口8:32──9:23 1476m第一ピーク──10:22分岐──10:43天狗塚──11:21牛ノ背──12:16分岐──12:55 1476m第一ピーク──13:27天狗塚登山口

■感想

登っている最中は風が吹いて、割と心地よく歩けました。途中少しガスが出ましたが、天狗塚に着く頃にはすっかり晴れて、ガスも流れてきれいに牛ノ背が見られました。

夏の牛ノ背はやはり最高!

休憩は牛ノ背に点在する岩の上で、風に吹かれながらおにぎりをほおばり、景色を独り占めしてきました。(張)

天狗塚
牛ノ背

塩見岳

 ■コースタイム

7/26 鳥倉第3駐車場6:00──6:40鳥倉登山口6:50──9:50三伏峠小屋10/05──10:10三伏山10:25──13:25塩見小屋

7/27 塩見小屋5:00──6:10塩見岳(東峰、西峰)6:40──7:35塩見小屋8:00──10:45三伏山──11:00三伏峠11:20──14:00鳥倉登山口

■感想

鳥倉登山口から塩見小屋までのルートはシラビソの樹林帯で、日差しは遮られるものの、大自然を感じながらの歩きになります。

登山口から三伏峠までは、ひたすらの登り。数ヶ所木道が壊れているが、それ以外は良く整備されていて歩きやすい。三伏峠から塩見小屋までは、三伏山、本谷山、権右衛門沢源頭と登り下りの繰り返し。三伏山、本谷山からの景色は素晴らしい眺めだ。

塩見岳山頂へは、天狗岩を巻き、落石に注意しながら慎重に頂上を目指す。南アルプスの中央に聳える塩見岳頂上では、富士山をはじめ、遠く北アルプス、中央アルプスと絶景。また、南アルプスの山々が幾重に連なりその重圧感に感動した。この奥深い大きい山の頂きに立てた事に感謝します。(前川・珠)

三伏山付近からの塩見岳
天狗岩巻道 落石注意
塩見岳 富士山バッチリ
三伏山から塩見岳
山頂から 奥深い南アルプス山々
満天の星空でした!

2025年7月20日日曜日

剱岳~立山縦走

 ■コースタイム

7/19 室堂スタート9:25──10:20雷鳥沢テン場──12:20剱御前(昼食)──剱山荘

7/20 剱山荘6:30──6:50一服剱──7:30前剱──9:00平蔵の頭──10:10剱岳山頂──11:30下山開始──14:30剱山荘

7/21 剱山荘5:30──5:50剱沢キャンプ場分岐──7:10別山──8:30真砂岳──9:15富士の折立(昼食)──11:00大汝──11:14雄山──12:30一の越山荘──13:00室堂ターミナル

■感想

三日間とても良いお天気で、絶景を堪能できました。富山も梅雨明け発表があり、登山者は沢山いました。でも、さすが立山、雪も所々あり、1日目から気の抜けない時間が続きました。

2日目は、夢にまでみた剱岳、緊張とワクワクがとまりません。イメトレ通りに進んでいくと、三点支持さえ守っていれば意外に順調に登れました。有名なカニの縦バイ、横バイも、渋滞のおかげで緊張がほぐれて登りやすかったです。

3日目の剱沢キャンプ場を過ぎた辺りからの、別山に登る急登に心折れながら、一歩一歩ゆっくり登り稜線に出ると、富士山や槍ヶ岳まで見える絶景。別山、真砂をトラバースしたのは私だけ。皆んなすごいです。最後までやり切った達成感と、この日の山行を怪我なく助け合ってゴールを迎えるという目標が達成できた安堵感に、一人一人がいい顔してました。(宮武)

剱岳全貌
360度大パノラマ
剱岳山頂


平家谷

 ■コースタイム

9:00行動開始──9:10入渓──12:10標高1070m付近(沢を出る)──14:20フォレスターハウス

■感想

ネットにもよく記録が出てくる沢。とても長い谷というわけではないが、平家平、冠山あたりから広く水を集めて谷は広め。少し前の雨もあってか水量は通常より少し多めで、終始ゴウゴウ大きな音を立てている。

迫力はあるが、遡行自体は比較的淡々と進める。ヌメリ少なくフリクションもとても良く、高巻きもほとんどない。ナメが多く、小さい落ち込みと綺麗な釜、時折出てくる大水量の滝と見どころ多く初級の良い谷でした。

下山に使う道は谷沿いに走っており、崩落個所が多く、枝沢が左手から直角に交差する場所は大抵気を使うことになりますのでご注意。(小田桐)



滝登るときも滑りにくくありがたい
下山に使う道の近くのキラキラしたナメ

2025年7月13日日曜日

天狗塚

 ■コースタイム

天狗塚登山口8:32──9:27 1476m第一ピーク──10:50天狗塚11:07──12:10 1476m第一ピーク──12:43天狗塚登山口

■感想

少し天気が良くないので早めに登り始めたので、けっこう涼しく登れましたが、天狗塚頂上付近はガスっていて景色ゼロ。お目当ての牛ノ背もガスの中。天気予報では午後から雨だったので、牛ノ背には行かず早々に撤退。

下りかけていると、途中ガスの切れ間から牛ノ背が見えてきて、もう少し待っていれば見られたのかなと後悔しつつ、もう登り返す気にもなれなかったのでそのまま下山しました。おかげで雨に降られずにすみました。(張)

コメツツジに蜂
ガスの中の天狗塚

皿ヶ嶺

 ■コースタイム

藍住6:00──9:00風穴登山口──9:10風穴──竜神平10:00──10:30皿ヶ嶺10:50──11:00十字峠──11:20竜神平12:00──13:00風穴登山口

■感想

駐車場には既に20~30台の車が停まっており、近くのキャンプ場も含めて夏の人気スポットの感じ。雲は見えるが晴れており、時折霧雨だが雨粒はなし。空気は澄み、遠くの山々が見通せて、上々のコンディション。

山行中は心地よい風が終始流れており、比較的なだらかな整備された登山道で、無理なく歩けた。風穴は天然のクーラーの涼しい風が吹き、「青いけし」を数輪見ることが出来た。笹は青くよく茂り、ギンバイソウの群生が白いつぼみの状態で広がっており、頂上付近や竜神平付近ではヤマツツジが薄赤色に映えていた。

様々な花と笹の青さがきれいな、良く整備された家族連れも多く集まる所で、避暑を兼ねてと言いながら、いつも通り若干汗びしょの楽しい山行でした。(前田)


キンバイソウの小さな白やピンクの花があちこちに広がってました
竜神平のお昼時
ヤマツツジも綺麗でした

2025年7月12日土曜日

荒島岳

 ■コースタイム

勝原登山口4:00──7:00シャクナゲ平──8:30荒島岳9:20──12:00登山口

■感想

登山口までは高速出口より1分という立地条件が大変よく、徳島より5時間ほどで着きました。日が昇る前に出発しましたが、最初から急登の連続で、もう汗が滝の様に流れて休みながらの登りとなりました。山頂からの展望は残念ながら大野市内のみで、北の御嶽、白山方面はガスで見えなかったです。

下りの登山道は滑りやすく大きな岩や木の根で悪条件の連続でした。夏は登るべきではないと感じました。帰りに100名山のバッチを買って帰りました。(木村・二)

山頂は広く10人ばかりの登山人がいました
今回は勝原登山口よりスタートしました









一乗谷朝倉氏遺跡に寄りました

2025年7月9日水曜日

三嶺

 ■コースタイム

名頃8:30──12:05三嶺──12:25三嶺ヒュッテ13:25──15:30名頃

■感想

のんびりと歩いてきました。平日なので、4人しかお会いしませんでした。ダケモミの丘で、樹木のラス巻きをしてから十何年。ネットがしっかりと張られているが、被害はないのでしょうか。下草は相変わらず無く、枯れた木々も多い。登山道も大きく掘られた所がたくさんある。昔、短縮登山道から、子ども達連れて登れるくらい道は良かったのだけれど。

頂上間近のコメツツジは終盤でしょうか。カニコウモリがたくさん咲いていました。オトギリソウも少し見れました。アザミはきれいな紫が鮮やかです。一瞬晴れて、霞んでいましたが天狗塚まで見えました。太郎次郎は白ガスの中です。頂上の下草を守る保護ネットは無くなり、人が多いのか裸地化していた。池と笹の青さが、いつ見てもきれいだ。トイレはきれいに使われていた。シャッターもしっかりしまっていた。(島)

三嶺小屋
頂上に着いて何も見えないなと思っていたら、晴れ間が覗いて天狗塚方面が見えました。
名頃から登るのは雪の時はNG。岩も危ないですよね。
いつもの三嶺の池