■コースタイム
入渓7:55──9:55二俣──12:00遡行終了──13:48駐車スペース
■感想
寒峰のオノゴエ谷川に行こうと思ったところ、突如低気圧が中国地方側につっこんでくるので、標高低めの鮎喰川源流に転進。2020年に下降したトチクルス谷に向かう。アクセスは非常に良好。駐車スペースもある。2020年当時は季節と時間の都合、巻き下ってばかりだったので、水線沿いを進む。
トチクルス谷に入ってすぐに、少し脆く暗いゴルジュ、20分程で通過。滝は3~10m弱で一部巻き気味に進む。滝交じりのゴーロを進むと、20分でかっこよい15mの稲妻状の滝。なんとか登って遊べないか巻き上って支点を探すも、脆くてハーケンがささらず、カムも二カ所からは支点とれず、残念。ここからゴルジュが続く。上の10m越えの斜滝も、左側の水線を登ろうとするが、カム、ナッツを挟めそうな溝がやはり崩れて外れてしまうので途中でやめる。綺麗な滝なだけに惜しい。
その後は10mを越えない程度の滝が続き、一部きびしいもののしっかり水を浴びて登れるが、陽が出ていないせいか寒い。同行者2名はウェットスーツの素材を着ているので、ひたすら突っ込んでいる。今どきの沢登りスタイルだ。9:55二俣で長めに休憩した後、もう少し進む。まだ滝は続き、一部ロープを出して10m程度の滝を登る。その後は谷が荒れてくるので、尾根を使って二俣に戻り、その後は谷の右岸沿いの踏み跡、途中から左岸沿いに移って1時間半強で車道に出る。脆くてすごく綺麗、というわけではないが、近場で気楽に遊べる谷だった。(小田桐)
後半の10m滝。やはり脆くホールドとれた
登れそうだけど支点とれずまいた滝
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