2023年1月29日日曜日

国見山

 ■コースタイム

小松島5:10──池田7:30──8:45おうどう峠(後山峠)登山口9:10──10:10上のP──12:30国見山13:00──上のP14:30──おうどう峠15:30

■感想

高速の阿波町あたりも雪景色。制限速度50km。谷トンネル近くの林道から雪道。登山口770mには車4~5台でいっぱい。Mさんのジムニーの斜め前に置かせてもらう。雪は多い。40cmくらいはある。気温も低いので、雪にべったり感は無い。登り口が急なのでアイゼンを付ける。先行者のトレース有り。

上の駐車場の登山口1050mは真っ白。この山の持ち主の方が米寿の祝いに、「おうどう峠」の名前をいつまでも残したいと石碑を建てていた。

先行者は7~8人で、雪深いので歩きにくいがありがたい。緩やかな尾根を登り、風も無いので、木の枝に20~30cmくらいどっぷり積もっている雪の造形美に感嘆しながら登る。樹氷も今までに無く美しい。登山歴60数年のUさんが良い時に来られたと喜んでいた。

トレースを外して、ラッセルを数十メートルしながら登ったり、写真を撮ったり、遊びながら登った。ここで青空が出ると素敵なのだが、薄曇りでも小雪が舞っても嬉しく、楽しかった。

頂上では、スノーシューを付けガシガシ追い抜いていった愛媛の方が下山するところ。Mさんらも避難小屋で昼食べるとのこと。二人組の女性らもそのうち下る。下からと呼ぶ声が。案山子隊長さんら5人が登ってきた。

頂上からは剣山方面は雲の中。高知方面はかすかに見える。頂上は-5度。高知から単独で来たお兄さん、やおら裸になって着替えている。汗かいたと言うが、冬は汗かかないように早めの薄着対策しなければ、冷えてしまう。

雪を足で圧縮してそれぞれランチタイム。頂上の雪は60cmくらい。隊長さんが、20人くらいが下の大歩危から登って来たのに会ったと言っていた。多分それは、高松登山学校のメンバーだったよう。結局頂上は目指していなかったようだ。

下りの雪道は見るも無惨な姿だ。シリセードしたか、私達のようにトレースのないところを歩いたか、朝のきれいな雪道はあっちもこっちも筋がたくさん。早く登って良かった。

上の駐車場には、大きな雪だるまと猫と兎の可愛いのも一緒に作っていた。おかげで雪だるまを丸めた跡でぐしゃぐしゃ。ここでもいっぱい楽しんだね~。

予定より大幅にオーバーして下山。車が雪を踏みしめて、たくさん増えている。

帰りに大歩危駅前のトイレにより、ぼけマートで、ばかでかい(15cm×25cm?)油揚げを買う人もいた。食堂では素敵な奥さんのお接待で、美味しい粉茶とようかんを振る舞っていただき、ぼけ蕎麦も美味しかった。ついつい土産にお茶と油揚に手が出た。

Uさんが金比羅神社のあごなし地蔵さんや大歩危の背斜構造の見学を予定してくれていたが、時間切れとなり次回の楽しみとなる。(島)

雪多く霧氷が美しい
トレース外してみました。
おうどう峠の石碑で
雪がいっぱいで嬉しい

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