2026年7月26日日曜日

那賀川西蝉谷

■コースタイム

入渓7:55──8:45H920二俣──9:10大滝下9:15──12:20大滝三段目落口──13:25勘場山南西枝尾根──13:45勘場山14:00──16:15駐車スペース

■感想

2025年の9月にも入った沢。前回は読図ミスで行きたい場所に入れず、そのまま沢を抜けたので再訪。水量は少ないためか、入渓早々は川床に泥がたまっていたりでそんなに綺麗ではない。H920m付近の二俣で左手側に入るが、ここがなんと伏流のゴーロになっていて、凄く間違えやすい。そのまま進むと、突然ゴーロが消えて15m斜滝、そして30mオーバーの幅広大滝が明るい空間と共に現れる。

巻き登ると、さらに40m、その上にも40mクラスが出てきて、合わせて100mを超える大滝の連瀑になっている。水が少なく傾斜がややねているので、上の2本はロープを出して登るが、時折足場が崩れる。ハーケンはところどころ効くが、場所により崩れる。

登攀終えてからも岩盤は終盤まで出てきて、詰めは明るい緩めのガレ場。勘場山南西の緩い尾根の景色を堪能して、勘場山ピークも踏み、車まではさ迷いながら謎の尾根を下降。充実した遡行だった。(小田桐)


大滝1段目をまいてる最中
最終盤も狭いV字の谷で
他の谷と比べて異質
勘場山南西の尾根
等高線の緩い場所
谷が終わり安全地帯に
入ったことを実感する

2026年7月24日金曜日

御嶽山

■コースタイム

23日 とくとくターミナル4:00──10:40御嶽ロープウェイ11:05──11:20山頂駅(昼食)12:00──14:00女人堂

24日 女人堂6:30──8:08石室山荘8:25──9:12剣ヶ峰9:30──10時二の池山荘11時──賽の河原へ少し進むがすぐ引き返す──11:35石室山荘11:45──12:45女人堂13:05──13:55行場山荘(名物ちからもち、ぜんざいいただく)14:10──14:20ロープウェイ14:35

■感想

御嶽山は、12年前の噴火から未だ通行止めの所もあるが、ほぼ改修されていて噴火の跡はわからない。ただ、頂上の横にはがっちりしたコンクリートで作ったシェルターが3~4個あった。私達が歩いた黒沢口は、御嶽教の方々も登られる。白装束の方達にもすれ違う。魂は御嶽に生まれて、御嶽に帰るという教えだそうだ。

天候に恵まれた2日間だった。御嶽山は、ここなら私でも未だ登れそうと思っていたが、先陣組は夜行日帰りとするというので分かれて、早朝出ることにした。天候が午後からは不安定になるからと女人堂の宿を取ったが、この日は天気も良く、時間もたっぷり。早朝から出て運転していただき、暑い中、一気に四国にはない標高(2150m)まで上がり、体調を崩した方もいて、水分取りながら、荷物を少し持ってもらい、ゆっくり登った。日帰りの登山ばかりで、荷物が今までに無い重さもあったからだろう。

女人堂では、下山する人が通るので声をかける。京都労山の女性二人は石室まで。がっちりしたイケメン男性二人と女性はお母さん。幸せなお母さんだなあとうらやましい。私達も、すぐ上に見晴らしのいい所があると聞いて、15分くらい登ってみる。霊神碑がたくさん建っている。目の前は乗鞍岳。その右横は槍・穂高。槍は雲に隠れていたが翌朝早くぐるり見渡せた。

中央、南アルプス、甲斐駒が小屋のすぐ横に遠く見える。これだけたくさんの山々が見え、登って来られてとても嬉しい。何時間でも山を見ていたい。体調もよくなり、夕食。今日の宿泊は11人。翌朝は4時に地平線がオレンジ色になって、とび起きて、ぐるり山々を眺める。夜も星を眺めた。

朝食で、十分水分を摂って出発。遅い時間なので、私達ともう一人のカメラマンが残っていた。石室山荘は見えるが、ここから急登。森林限界を抜けると、岩ゴロゴロの道。ゆっくりゆっくり登り、体調も良さそうだ。

石室山荘は登山道が小屋の中を通り、そこで休憩。剣ヶ峰へは後一登り。最後の階段は84段。鐘を突いて黙祷。平日でもさすがに、たくさんの人がいる。枯れている二の池の砂の上を歩きながら、二の池ヒュッテへ着く。10時から、30食限定のカレーうどんは7番目。外のテーブルでいただいた。日は当たっているが、長袖一枚でも暑くはない。風が爽やか。食後はoさんがコーヒーを淹れてくれた。

賽の河原を越えて、摩利支天越まで登れば三ノ池が見えただろうなぁ。次回があるかどうかわからないが、濁河温泉から登って、四の池周辺の高山植物を見て、三ノ池を見たい。6月は限定で五ノ池山荘が開いて、残雪の中のDRAGON EYE(三ノ池)が見られる。五ノ池山荘はなかなかとれないそうだ。それと、油木美林という300年越の原生林があり、ヒノキ、サワラ、ネズコなどの木曽五木の茂る太古の森の遊歩道や滝なども行ってみたい。御嶽山をよく知る方が勧めてくれていたが、次回もゆっくりとのんびりとしていってみたい。

メンバーには記念すべき初3000m、初山小屋という方もあったが、8月には0mからの富士山、北アルプス縦走3~4日の方もいて、その予行練習になったのではないかと思う。今回は晴れていたけれど、雨ではどうなるか、どうするか考える機会にもなったのではと思う。決して若くない年齢なので、不用なものは極力削り、必要なものは備えたい。(島)

山頂
日の出前のオレンジ色
二の池ヒュッテから摩利支天

2026年7月20日月曜日

北アルプス表銀座

■コースタイム

18日 有明荘5:45──6:20第一ベンチ──8:40合戦小屋──10:35燕山荘──11:10燕岳──12:00燕山荘

19日 4:10起床5:00──8:00大天井小屋──8:20大天井岳──10:00ビックリ平──11:35西岳ヒュッテ──13:20水俣乗越──15:16ヒュッテ大槍──15:47殺生小屋

20日 殺生小屋5:30──6:00槍ヶ岳小屋──7:00槍ヶ岳──10:30大岩沢──12:10ニノ俣──13:00横尾──14:10徳沢──15:00明神──15:40上高地

■感想

雨の予想が晴れに、体力の心配もOK。東鎌尾根も階段が厳しい他、危ない所は板が掛かり、槍ヶ岳が大きくなるのが感動、天気が良いのが一番恵まれた山行でした。(桒原)

当会のSさんに会いに行こう!で始まった山行計画。Sさんも慣れない土地で頑張ってました。また、有明荘さんはお湯も良くて、是非是非、おすすめです。(宮武)

ほんとにお天気に恵まれたことが
救いでした
白いコマクサ
出会えると幸せが訪れるとか
ベタですが槍ヶ岳山頂での一枚

2026年7月19日日曜日

祖谷川 熊谷川

■コースタイム

入渓9:27──14:28脱渓──16:30入渓地点

■感想

今回遡行した熊谷川は、京柱峠方面から祖谷川へ流れ込む支流です。入渓地点は分かりやすく、駐車場からすぐに沢へ入ることができました。

入渓直後は穏やかな渓相でしたが、堰堤を越えたあたりから数メートル級の巨岩が連続する巨岩帯となり、一気に遡行の難易度が上がりました。お助け紐やスリングを活用しながら、一つひとつ慎重に突破していきました。

巨岩帯を抜けると、美しい滝が次々と現れます。登れない滝は高巻きで越えましたが、その途中で大きく迂回したため、沢へ戻るポイントを見失ってしまいました。今回の遡行を通じて、ルートファインディングの重要性を改めて実感しました。

遡行終盤は、緩やかな流れと美しい滑床が広がる穏やかな渓相となり、心癒される時間を過ごすことができました。脱渓後は舗装された林道を利用して下山しました。

地元の方の話によると、脱渓地点からさらに上流へ少し進んだ場所には、とても大きく見応えのある淵があるそうです。今回は時間の都合で行くことができませんでしたが、次回訪れる機会があれば、ぜひ足を延ばしてみたいと思います。(西村)

巨岩体は一時間ほど続き
お助け紐やロープを使いながら
突破しました
途中に出てくる滝は
巻いたりしながら進みました
遡行終盤は穏やかな渓相になり
美しい滑床に癒されながら歩きました



2026年7月18日土曜日

三嶺

■コースタイム

神山5:30──名頃7:15──8:03林道歩きの登山口──8:54ダケモミの丘──10:11三嶺10:50─(水場)─12:33ダケモミの丘──13:06林道歩きの登山口──13:50名頃

■感想

通行料の徴収が始まっての初めての三嶺。登山口の両方の入口は重機で均らせれて、登山意欲がわく感じになっている。鉄塔の所は今は通行止めになっているらしいが、その他は前のままらしい。

せっかくなので、この度は偵察を兼ねて、通行料のかからない林道を歩く事にした。登り48分、下り44分。林道は、多少、石がゴロゴロはしているが、特に問題無く歩く事ができた。因みに地図上での登山道は、登り55分、下り40分。

頂上からの下りで、水場を見てきた。水量はまあまああるが、パイプが壊れていて、沸かすか浄水器を使用する事をお勧めします。(前川)

名頃より林道歩き
三嶺山頂まで後少し
三嶺避難小屋

2026年7月16日木曜日

白山

■コースタイム

14日 別当出合登山口6:20──9:20甚之助──11:21室堂──12:07御前峰──12:56室堂13:45──15:40南竜山荘テン場(泊)

15日 6:58南竜山荘──8:05甚之助──10:45別当出合登山口

16日 賤ヶ岳リフト駐車場8:24──9:05頂上展望台9:35──10:05駐車場

■感想

夜に徳島を出て、登山口に着いたのは朝の2時ごろでした。朝起きてみると、ほぼほぼ満車になっていました。平日はマイカー規制が緩み、特に梅雨明けの今頃が登山者が多い時期だそうです。朝から快晴で、今日のリュックは13キロ。登山者も非常に多く、順調に室堂まで行けました。

室堂でリュックを置いて、頂上まで往復1時間半。そこから南竜山荘テン場まで3時間。いたる所が花だらけで気持ち良く歩けました。テント場は広く、200張はできるかと。トイレも綺麗で水洗。水場もあって、地面もフラット。これで1000円でした。大変居心地の良いテン場でした。

2日目は予定通り下り、12時オープンの白峰温泉に寄りました。

3日目は前日福井に泊まり、朝から雨で登山は一旦中止しましたが、滋賀県に入ると天気が良くなってきたので、せっかくなので最短距離で登る事にしました。登山客(ほとんどリフト)も多く、琵琶湖も綺麗でした。下山後は長浜市観光して、豊臣兄弟の舞台を楽しめました。(木村・二)

白山御前峰は快晴でした
お目当てのハクサンフウロも満開でした
テント場からは満点の星空です
朝のテント場の様子
賤ヶ岳からは琵琶湖が一望
なぜか「岳」が「嶽」に


2026年7月14日火曜日

上高地

 ■コースタイム

12日 上高地5:50──8:55横尾──13:05涸沢ヒュッテ(泊)

13日 涸沢ヒュッテ10:10──13:10横尾13:50──14:55徳澤園(泊)

14日 徳澤園7:30──9:20上高地──10:15大正池──11:10上高地

■感想

12日は曇り空でしたが、穂高連邦にはガスがかかっておらず稜線がきれいに見られました。登山道の残雪は、ヒュッテ手前に2ヶ所ほどありましたが、軽アイゼンも要らず。気温も低く、快適に歩けました。登山道にはいろんな高山植物が花を咲かせており、とても癒され。ヒュッテではおでん、小屋ではソフトクリームを堪能。布団も快適で爆睡。天国的な1日でした。

13日は夜から激しい雨が続いており、ヒュッテの談話室で雨の止むのを待って出発。岩の道を滑らないように慎重に下り、横尾山荘で昼ご飯。徳澤園にチェックインした後は、徳沢ヒュッテに買い物に行ったり、トクサワベースでゆっくりくつろいだりと、贅沢な時間を過ごしました。徳澤園内は、美術品のような壺やシャンデリア、家具か並んでいて、山小屋というよりは高級ホテルって感じでした。夜は晴れて星がきれいで、消灯時間までたっぷり楽しみました。

14日は朝から快晴で、山の上の方だけでしたが、きれいなモルゲンロートを見ることができました。朝食後は別行動。Sさんは岳沢湿原、私は大正池をそれぞれ散策。さすが上高地、天気が良くなったからか観光客がたくさん。遊歩道は避けながら歩き、フォトスポットでは撮影順番待ち。カフェも、座る場所が無いくらい人だらけ。しかし、Sさんと合流し、念願のアップルパイを並んで食べました。そこのアップルパイはシナモンを使っていなくて、リンゴの甘さを感じられて超おいしかった!

気温もちょうど良く、天国的な3日間はあっという間に過ぎ、名残り惜しくもあったけどまた来たいねと、上高地を後にしました。本当は北穂高岳に登って、大キレットに行きたかったのですが、今の時期は残雪がかなりあり、アイゼン、ピッケルの装備が無いと難しいとのことで計画変更。観光旅行になりましたが、それはそれで楽しいひとときでした。(張)

ハクサンシャクナゲ
ゴゼンタチバナ
残雪の涸沢カール
大正池からの焼岳

2026年7月12日日曜日

吉野川 大北川 平石川

■コースタイム

駐車スペース発8:55──10:45入渓──13:20H500m付近──14:55脱渓──15:38林道──15:45駐車スペース

■感想

苦鉄質片岩という岩が出てくる沢をテーマに遡行して、今年3本目。早明浦ダム奥の、大川村の沢を遡行。本流の大北川を渡渉して入渓、水すでにきれい。天気もあってか、キラキラした穏やかな沢を進むが、次第にそれなりに傾斜の立った滝や、浅めのゴルジュ状が出てきて進行はゆっくり。しかも3/4くらい進んだところに出てくる堰堤から上流は穏やかと予想していたけど、まだずっと10m前後の滝が出てきてなかなか終わらない。

途中迫力あるチョックストーン滝や、左手側にすだれ滝、正面にV字の滝の綺麗な空間等見せ場は結構多い。結局時間切れで適当な尾根に上がり、左岸側のH940mピーク目指し、最後は林業関係らしき踏み跡で車道まで導かれて大幅に遅れて山から抜ける。覚悟して行けば、結構遊べる沢ではないでしょうか。いい沢でした。(小田桐)


すだれ滝とV字滝の空間
チョックストーン10m滝
エメラルドとアクアマリンの間みたいな色合いの釜
もちろん高巻き
緩めのきれいな滝も多い