2026年3月8日日曜日

東天狗岳

 ■コースタイム

3/8 渋御殿湯P7:10──9:55黒百合ヒュッテ11:05──12:45東天狗岳──14:05黒百合ヒュッテ(泊)

3/9 黒百合ヒュッテ8:05──9:00中山展望台──9:50高見石小屋──11:50渋御殿湯P

■感想

前日の夕方諏訪市に入り、諏訪湖のほとりのハーモ美術館に立ち寄る。美術館からは富士山と諏訪湖が一望できた。山行当日、前日に泊まって朝下山してきた数組と言葉を交わすが、朝は暴風で天狗岳へ行くのを断念したと皆が口を揃えていた。10時頃、黒百合ヒュッテに到着するとすぐにカフェがオープンし、まだお昼前なのでお腹に入るだろうかと迷うが、ビーフシチューとカンパーニュのセットを注文する。

その後、ダケモミの樹林帯を抜けて東天狗へピストンする。白銀と紺碧の世界が広がる。東天狗と西天狗の両方がきれいに見えている。稜線に出ると強風が吹いており、歩く以外のことをする余裕はなく落ち着かなかった。だが晴天の中、北、中央、南アルプスまで綺麗に見渡せ景色は抜群だった。

14時頃ヒュッテに戻るが、部屋に入れるのは16時半からとのことで、その間は1階の共有スペースでのんびりと過ごす。ヒュッテすぐそばの急斜面では、滑落停止の練習をするグループの姿があった。夜は星を見に外に出るが、変わらず空は澄み渡っている。暖かい室内からマイナス10℃を下回る外へ急に出るとさすがに寒く、長居はしていられない。1階にあるストーブを囲むテーブルでは、宿泊客が暖を取るために集まっており、見知らぬ者同士でも自然と会話が生まれる憩いの場となっていた。

翌日、私たちは10時から営業の高見石小屋の揚げパンに合わせ、黒百合ヒュッテを8時頃ゆっくりと出発した。前日にも増して空が澄んでおり、中山展望台からは、中央アルプス、御嶽山、北アルプス、妙高・火打山まで輪郭がくっきりと眺められた。高見石小屋に到着するが、客がいないためか臨時休業となっている。揚げパンを期待していたので少し残念だったが、満たされない空腹は下山後の蕎麦と馬刺しのために取っておくことにした。

車での移動中も、山中でも、どこが何アルプスか分からなくなるくらい、どこを見ても日本アルプスが広がっていた。どれがどの山なのか、少しくらい分かるようになりたいと思った。(西橋)

東天狗岳山頂
東天狗から見る西天狗
2日目高見石小屋への道中に見る雲海
中山展望台からの北アルプス
霧氷


左が東天狗右が西天狗