2025年5月14日水曜日

二重かずら橋から石立山ピストン

■コースタイム

二重かずら橋登山口4:00──6:15高ノ瀬──6:32中東分岐──7:44中東山──9:35 1604m──10:33石立西峰──10:46石立山──11:03西峰、捨身ヶ嶽11:54──14:35中東山──16:05高ノ瀬──17:53登山口

■感想

1992年昭文社の山と高原地図「四国剣山」に、高ノ瀬から石立山までの稜線をなぞり、何時間で行けるかと考えていた跡がある。今回やっとそれを実現できた。

予定通り、4:00ヘッドランプを点けて二重かずら橋を出発。気温3度だが歩くと快適。4:30過ぎには、ランプなしでも歩ける程度に明るくなる。中東山(1684.6m)までは一昨年行ったので分かっていたが、アップダウンで早くも疲れる。そこから激下りの後、小さなアップダウンを繰り返しながら1400mまで下る。期待していたシロヤシオ、蕾や咲き始めから満開の木、無数にあり癒される。

1604mまで登ると、西峰がぐっと近づく。一旦下り、岩場の直下にザレ場。右手の岩場に白いロープを見つけ、ザレながら登る。ザレの半ばより上に、朽ちかけたトラロープあり。手袋ごしにもチクチクする。白い細いロープは、それほど朽ちていない。西峰から石立山頂まで歩きながら、先日行った甚吉森や湯桶丸など眺める。西峰の木陰で虫にたかられながら休憩。捨身ヶ嶽に立ち寄る。下り始めは崩れているがロープが設置され以前より行き易い。

帰りはシロヤシオの、あっちの木こっちの木と写真を撮りまくりながら歩いた。ブナの大木も素晴らしかった。コシアブラの大木も1本あった。快晴でぐるりの山々が見えていて、最高の縦走路だと思った。特に、真西から見る次郎岌がどっしりと美しかった。

中東山までの急登、中東分岐まで登り返しで疲れた。足にきたと感じたので、丸石分岐からのつづら折れの道は慎重に下った。ヘッドランプが要らないうちに下山できてホッとした。水分は3L持って行った。中東山に500mlデポ予定を忘れて持ち歩いた。残750ml。(越智)

満開のシロヤシオ
シロヤシオ 中が模様がピンクのと、白、または黄緑のといろいろあった
ほぼ真西からの次郎笈
ザレ場
ずっと見たかったヤチマタイカリソウ