2024年8月25日日曜日

双六岳~水晶岳

 ■コースタイム

8月21日 7:30鳴門──16:10平湯16:40──17:40新穂高──19:00わさび平小屋

8月22日 5:15小屋──6:46秩父沢──9:50鏡平小屋──11:00弓折岳乗越──12:30双六小屋

8月23日 5:30小屋──6:00巻き道分岐──8:00三俣蓮華岳分岐──8:43三俣山荘9:20──10:00黒部川源流──11:40岩苔乗越──12:40水晶小屋13:20──14:00水晶岳14:30──15:20小屋

8月24日 5:00小屋──6:40鷲羽岳──7:50三俣山荘8:15──9:24三俣蓮華岳──10:55双六岳──12:10双六小屋12:45──14:10弓折岳乗越──15:00鏡平小屋

8月25日 5:15小屋──7:20秩父沢──8:35わさび平小屋──10:45新穂高10:55──11:30平湯14:30──21:45鳴門

■感想

天気に恵まれた5日間でした。高山植物を鑑賞しながらの、ゆったり山行でした。黒部川の源流にも行けて、花の名前も少し覚えました。水晶岳は過去に行ったと思っていましたが、確心がなかったので行けてよかったです。槍ヶ岳・奥穂高岳や薬師岳・黒部五郎岳を、毎日見ながら歩けて最高でした。(片岡)

右から鷲羽岳、水晶岳、赤牛岳
槍が岳と鏡池に写る逆槍
黒部五郎岳のカール
バラいちごがすっぱかった!

2024年8月22日木曜日

唐松岳、五竜岳

 ■コースタイム

8月21日 八方池山荘10:30──12:42丸山ケルン──14:07唐松岳14:33──14:55唐松岳頂上山荘(泊)

8月22日 山荘5:18──6:42大黒岳──7:42五竜山荘8:10──9:00五竜岳9:35──10:29山荘11:00──11:04白岳──12:50大遠見──13:32中遠見──14:00小遠見──15:00地蔵の頭──15:37アルプス平

■感想

8月21日 五竜の下山口に駐車、タクシーで八方駅に移動。ゴンドラ、リフトを乗り継ぎ、ガスガスの中、八方池山荘を出発。八方池までは、ファミリーや外国人観光客多数。池から上は、殆どは日本の登山者。ガスって蒸し暑い。景色は見えないが、花はたくさんで飽きない。丸山ケルンを過ぎると、時々雲の切れ間から山頂付近チラチラ。頂上から、不帰の嶮へのギザギザの尾根が見え隠れ。小屋付近にコマクサの咲残りあり。夕食後、眺望が開けた。五竜、唐松はもちろん、立山、剱岳、黒部五郎岳の方まで見えた。

8月22日 朝4時前に起きて準備したが、濃いガスと強風。誰も出発しないが、5時過ぎに出発。核心部の牛首の岩は湿っている程度。鎖は濡れていたが、頼らなくても難なく通過。少し行くと晴れてきて、五竜岳が姿を現す。山荘のトイレの窓からも五竜の絶景。強い日差しを受けながら山頂へ。下りて来る人が、槍ヶ岳が見えますよと。鹿島槍ではなく槍だと。次の人は剱岳が見えましたよと。ワクワクしながら登る。しかし、山頂に着いた時にはどちらも雲の中。八峰キレットから、鹿島槍ヶ岳は見え隠れしていた。

小屋に下りた時には五竜はすっぽり雲の中。遠見尾根への下りは長かった。ガスって景色はないが、時々日差しあり大汗。水多めに持参してよかった。14時頃までは登ってくる人多数あり。地蔵の頭のケルンのそばに、多数の遭難碑。大半は大学生。鎮魂の鐘を鳴らして下った。アルプス平手前の、高山植物園の花は殆ど終わりかけていたが、一通り見て回った。7月のリベンジ果たせて良かった。後立山連峰縦走したいと思った。(越智・暁)

夕暮れの剱岳
牛首の鎖場
八峰キレットと鹿島槍ヶ岳
五竜方面より唐松岳
赤い屋根が五竜山荘


2024年8月15日木曜日

薬師岳・雲ノ平

 ■コースタイム

8月13日 折立登山口5:00──7:00三角点(休憩)──10:00太郎平小屋(休憩)──10:45薬師峠テン場──11:45テン場スタート(アタックザック)──14:10薬師岳登頂──16:15テン場

8月14日 テン場スタート5:00──7:53薬師沢小屋──雲ノ平に向けて岩ゴロゴロを2時間登るもタイムアップで、やむなく撤退──15:30テン場帰還

8月15日 テン場スタート5:00──9:30折立登山口

■感想

太郎平までの階段がチョー長くて、私の数えたところによると890段ありました。途中雨もありましたが、薬師岳は登れただけでありがたかったです。雲ノ平はアップダウンかキツくて、薬師沢から先が大きな岩ゴロゴロの難所。10:00まで登らせてもらい、タイムオーバーで勇気ある撤退となりました。テン場までの帰りにヘリも飛び、雷も鳴って大粒の雨に遭い、ポールをお腹に隠して帰ってきました。色々経験することができ、お仲間さんと共感できて楽しい山行でした。(宮武)

登山前日に親離れした若い熊がテン場の横を歩いていきました。
2泊3日分の荷物。皆んなパンパン。13~15キロです。いざスタート!
程よく、テン場も、賑わっています。

2024年8月14日水曜日

カヤノ丸

 ■コースタイム

コリトリ6:00──7:00本宮劔神社──8:49一ノ森山頂三角点9:00──9:07ニクブチ分岐──10:29ニクブチ峠──11:10カヤノ丸──13:25分岐──14:19本宮劔神社──15:14コリトリ

■感想

距離(16.3km)と累積標高(1860m)を考えて、トレーニングにちょうどいいかと思って、ちょっとマイナーなカヤノ丸に行ってきた。暑いこの時期にはちょっときつい。朝のうちは追分で20度。一ノ森山頂も清々しい。ヒュッテ前にフウロ、レイジンソウ、クガイソウ。ニクブチ分岐に下がり笹の中へ。2年前ニクブチ峠まで行った時になかった赤テープが付いていたが、殆どシカ道に等しい。シカの糞尿の臭いがキツイ。足元が見えず、倒木や石があるのであまり速くは下れない。樹林帯に入り、大木のブナやダケカンバに見とれながらどんどん下るとニクブチ峠(約1362m)。

そこからカヤノ丸(1452m)の標高差はたった90mなのに、なかなか着かない。途中のピークから振り返ると、一ノ森が遠くにドーンと見えた。分岐の1770mまで登り返すことを考えると、あと少しなのに引き返したくなる。我慢して、地味な登りを赤テープを追っていると、通り過ぎてしまいそうなカヤノ山頂。帰りはやや暗い雲が見えたので、夕立に合わないよう急いで下った。暑くて再々給水、2.5L消費。(越智・暁)

地味な山頂のカヤノ丸。
いつか天神丸まで行ってみたい。
一ノ森からカヤノ丸を眺めるとこれかな?
途中のピークで一ノ森を振り返る。

薬師岳

 ■コースタイム

8月13日 折立登山口4:58──8:48太郎平小屋09:16──11:08薬師岳山荘12:00──12:45薬師岳13:01──13:37薬師岳山荘泊

8月14日 5:55薬師岳山荘発──7:31太郎平小屋7:58──11:00登山口

■感想

心配していた天気も何とか持ちました。とにかく階段など長い道中だこと。薬師岳もちらほら、晴れたり曇ったり。黒部五郎から鷲羽、三俣蓮華岳まで一望できた時には感動しました。山荘の食事は評判通り美味しく、特に昼に食べた牛丼が格別でした。ただ、全く水がなく、小屋泊の人でさえ分けてもらえず500ミリで販売でした。

薬師岳の山様はなだらかで美しい。機会があれば、立山室堂まで縦走したいものです。登山道は危なっかしいところは特になく、沢のゴロゴロ岩の所が滑ると危ないので、下りは慎重に下りていきました。(木村・二)

チングルマの綿毛が朝露に濡れてなんかステキ
薬師岳はなだらかな姿でした
ハクサンイチゲの花街道
疲れた身体を癒してくれました
薬師岳山荘の窓からの夕日

2024年8月5日月曜日

北岳~間ノ岳

 ■コースタイム

8月3日 広河原7:00──10:00白根御池小屋──13:25小太郎分岐点──14:00肩の小屋

8月4日 肩の小屋5:15──5:55北岳──7:27北岳山荘──8:30中白峰山──9:34間ノ岳──11:10北岳山荘──12:38北岳──13:20肩の小屋──16:15白根御池小屋

8月5日 白根御池小屋6:30──9:00広河原

■感想

初日は、広河原からの急登に続く草すべりの登りに、やっとの思いで肩の小屋テント場へ。夕食後に、ブロッケンと富士山に感激し就寝。2日目は、北岳と間ノ岳の素晴らしい眺望に感激。苦しい登りも、登山道に咲く花に励まされました。メンバー全員が登頂、下山でき、感謝の山行でした。(才川)

北岳
間ノ岳
肩の小屋