2024年6月8日土曜日

甲ヶ山

 ■コースタイム

川床登山口6:15──9:10甲ケ山──10:20矢筈山──11:20大休峠──12:40登山口

■感想

高速道路からのアクセスも良く、ほぼ予定通りで、この周回コースは良いトレーニングになります。大小3つのピークを上り下りしながら、大山の南壁を見ながら、大量の汗かきながら登りました。大山寺界隈に降りてくると駐車場もいっぱいで、大山は大勢の登山者だったそうです。木村(二)

ゴジラの背中に乗りました、楽しかった

2024年6月2日日曜日

第50回剣山クリーンハイク

参加者82名、ゴミ:72.2㎏でした。天気:曇り。時間:9時~16時

当会からの参加者8名は、今年は丸石避難小屋の清掃を実施したので時間がかかりました。また、高校総体の山岳部門も開催されており、たくさんの登山者がいました。

受付
トラバース道を行く
たくさんの登山者
丸石山山頂
丸石避難小屋
避難小屋の内部





2024年6月1日土曜日

一ノ森・笹原

 ■コースタイム

神山集合6:00──7:50富士の池──8:20林道──9:15追分──10:43一の森小屋11:13──12:43笹原谷山──13:12戻り沢へ──13:42途中尾根へ登り返し──14:33岩屋──14:45池ノ窪──15:45林道──16:30富士の池

■感想

一ノ森頂上から、東に広がる笹原の中を行くルートである。寂れつつある、富士ノ池龍光寺裏の急な登山口から取り付く。剣山本宮前を通り、林道を横切り、追分に向かう。杉植林が終わってブナが現れる。1444m当りの緩んだところで右に少し逸れると、富士ノ池の呼び名の元となったらしい小さな池湿地がある。少し進むと追分に出る。シコクシラベやダケカンバの林の間を、登山道が伸びる。低い笹が現れ空が開けてくると、遠望が効く。赤帽子、丸笹、剣山、高城山など、県内高峰が良く見える。太い白骨樹に囲まれて、青い三角屋根の一ノ森ヒュッテが迎えてくれる。ヒュッテ前のベンチで昼食。下界はやや暑いようであるが、ここは快適。

小屋のトイレで用をすませて、頂上標識と三角点を確認して、東に下りる笹原の尾根を下る。明確な道はないが、笹が低いので、踏みしめながら尾根線上を辿る。隣の尾根には、10匹ほどの鹿が群れて逃げていく。鹿の獣道も案内してくれる。次の笹原三角点まで見通せるので、ルートファインディングは楽ちん。コルを過ぎて2回登り返すと、4等三角点「笹原」着。ダケカンバの林が笹の上を覆う。木々の緑が目を洗う。

コルに戻って、沢に下りて、沢沿いに下って行く。にくぶち谷の上流部分だ。左の尾根に上がって、沢分岐まで下る。左の沢の上流に100mほど進んで、沢を渡ったところに岩屋がある。少し北に登って池ノ窪。黒いオタマジャクシが群れる。更に北へ緩傾斜の尾根を北北西に真っ直ぐ下って、林道に降り衝く。落石の多い林道を1㎞余り歩いて、登りの林道出合から本宮、龍光寺と下った。気温、天気、展望良く、快適な山行であった。(天野)


一ノ森ヒュッテ前

三角点「笹原」に向かって笹原を行く
大きなミズナラ
岩屋
緑のシャワーいっぱいの不思議の池(池ノ窪)

2024年5月26日日曜日

第二小島谷川

 ■コースタイム

行動開始8:47──9:44入渓──10:32取水堰堤──10:37標高900m二俣──12:53~13:15林道──13:37林道終点──15:07駐車スペース

■感想

おだやかな谷歩きを予想して、いくつかある穏やか沢の候補の一つを遡行。なぜか毎年のように行く寒峰。適当なスペースに駐車して、地形図に沿って沢に降りようとするも、道が変わっていて強引に沢に降りる。沢は少し広めで明るく、穏やかな春の沢が一層綺麗。本来、入渓地点となる予定の取水堰堤には、予定の40分遅れで到着。堰堤の後ろに一部きつめな雰囲気の滝が出てきて、「やっぱり悪場あるじゃ~ん」と同行者が吠えるが、あっさり巻ける。その後も、ゴーロ歩きと大き目な滝の巻きを繰り返す。場所によりトラロープが張ってあって、巻き道をガイドしてくれる。その日は釣り師にも会ったので、その人たちの設置なのでしょう。標高1130m、林道交差地点で時間切れ。立派な木の生えた、比較的平らなビバーク適地がたくさんあることを確認して、林道を戻る。(小田桐)


ゴルジュの高巻き中
見栄えの良い15m弱の滝
この滝の上でお昼ごはん
キーマカレーが被る


甲斐駒ヶ岳

 ■コースタイム

5月25日 尾白川渓谷駐車場5:15──10:35七丈小屋11:00──12:45甲斐駒ヶ岳13:10──14:45七丈小屋(泊)

5月26日 七丈小屋5:05──6:20黒戸山──7:10前屏風ノ頭──8:40尾白川渓谷9:10──9:20駐車場

■感想

にっぽん百名山を見て、5月の甲斐駒ヶ岳に行くことにした。黒戸尾根、厳しくも素晴らしいところだった。軽装で日帰りの登山者、トレランの人も多かった。樹林帯の緑、たくさんの鳥の声(初めて聞く鳴き声も)と飛ぶ姿もちらほら。ヤマツツジはやや終わり、刃渡りから上に群生しているイワカガミは、見頃と蕾もたくさん、マイヅルソウ、バイカオウレンなど足を止め写真や動画も撮りつつ快調に登った。七丈小屋直下は、ハシゴ(1箇所のハシゴ横の崖にクモイコザクラがちらほら咲いていた)や鎖の連続。小屋に着いた時には、結構な疲労感。しかし、まだ10:30過ぎ。頂上を目指すことにした。

ここからがまた鎖場も多く、不安もあったが、下ってくる人と言葉を交わし励まされながら登り切ることができた。雪のあった箇所は3箇所。気温が上がってシャーベット状。全く滑らない訳ではないが、アイゼンもピッケルも不要。核心部は、滑ったら黄蓮谷に500m落ちていくと聞いていたが、だいぶん雪も溶けており、植物の枝を踏み分け歩いた跡を辿れば大丈夫だった。頂上直下辺りで雄の雷鳥。近づくと「ゲェー」とすごい声で鳴いて飛んで行った。

頂上からの景色も素晴らしかった。鳳凰三山とその向こうに富士山。八ヶ岳連峰。近くに北岳、仙丈岳。遠くは白い北アルプス。小屋の宿泊者は10名。殆どは翌日頂上へ。前日から一睡もせず来たのに殆ど眠れず、2時には誰かのアラームに起こされる。3時頃から順次出発していく物音。結局4時に起きて5時には小屋を出る。小屋から下はガスっていたが、頂上あたりは晴れていたよう。前日スルーした、黒戸山と前屏風ノ頭のピークも踏んで下りた。尾白川渓谷へ少し足を向けたが、千ケ淵で一つ滝を見ただけで駐車場へ戻った。今度行くなら、日向八丁尾根の方から行ってみたい。越智(暁)

頂上の手頃な岩に登っていたら若い女性2人が写真撮りますよ、と声を掛けてくれた
鳳凰三山と向こうに富士山
核心部のトラバース、右は雪の急斜面、黄蓮谷
美しい尾白川渓谷、2時間程で周回できそうだったが今回は疲れていたし、他に予定ありパス


九重山行

 ■コースタイム

5月25日 長者原登山口6:00──8:11雨ヶ池越──8:59坊ガツル9:55──12:02大船山12:45──14:38立中山15:00──15:40法華院山荘16:03──16:10テント

5月26日 テント場7:00──8:04雨ヶ池越──9:52長者原登山口

■感想

満開の、ミヤマキリシマの道を掻き分けて通る登山道は何とも言えない、ふわふわとした、夢の中の様な感覚でした。予定の逆コースをとって、最初に苦しい大船山から登って、満開の立中山に下るというルートを選択しました。立中山の山頂に立ったK氏、圧倒される花の量とその美しさに自分を重ねて、感極まったようでした。皆さん、それぞれに写真を撮って楽しみました。また、テント場も草原で、寝心地もGood。風もなく、フラワームーンの月明りに照らされて、楽しい夜を過ごしました(K氏の一杯で酔いが回ったかも)。

2日目は協議の上、直帰が良いということで温泉と郷土料理を堪能して、お土産もいろいろ買いました(ザビエル最高!ジャコカツ満点、K氏推薦)。帰りの高松道では車のトラブルもあって、同乗の皆様には大変不安をおかけしましたが、無事に全員帰宅できたことが本当によかったです。(木村・ニ)

満開のミヤマキリシマに出会えました
大船山登頂!お天気最高でした
立中山山頂はミヤマキリシマで一面綺麗なピンク色でした
坊ガツルテント場




2024年5月12日日曜日

穴吹川鍵掛谷川

 ■コースタイム

駐車スペース8:07──8:23入渓──8:34大滝40m──9:10大滝上──9:40大滝30m──10:10大滝30m上──10:27大ナメ滝60m──10:45大ナメ滝上──12:52尾根──14:28林道──16:35駐車スペース

■感想

2018年に、隣の閑定の滝がある谷を遡行してから下降した谷を、今度は下から登った。かつて時間が足りなくなりそうな中、巻き下るルートがわからず右往左往した大滝や、途中の60mのナメ滝が見どころ。穴吹川でここまで大きい滝が出てくる谷は実は少ないのではないだろうか…。

一部滝登りはあるものの、この谷は高巻き主体の谷で、眺める谷ともいえる。滝の合間にはいくらかナメ状の地形も出てきてまずまず良いが、植林の斜面が多かったり、かつて使っていたようなタンクやワイヤー、トタン等が散乱していたりするので、少し雰囲気不足か?

後半は谷のガレが多くなってきたので、尾根にあがり、友内山と逆方向の南へ向かい、林道へ下山。意外と整備された道路や人の敷地、廃小学校等眺めながら車まで戻るが、地形図上で実線になっている場所が普通の登山道のようなレベルの道で、林道に出てからのルート選択が難しかった。(小田桐)


かつて巻き下るルートがわからず1時間くらい悩んだ滝
後半の大ナメ滝、下から見るとほんとに大きい

2024年5月11日土曜日

矢筈山~サガリハゲ山

 ■コースタイム

落合峠8:48──10:09サガリハゲ分岐──10:42矢筈山──12:55サガリハゲ直下──14:40サガリハゲ分岐──15:50落合峠

■感想

天気は上々、落合峠にはバイク野郎や軽トラも来ていて、登山中も数パーティとすれ違い、落合峠~矢筈山の人気の高さが伺えた。土曜日だったので、帰りには、駐車場で泊まるキャンパーもたくさん居た。

サガリハゲ分岐~サガリハゲまでは、ササやダケカンバの樹皮がほとんど食べられていて、不入山や新九郎山のような禿山になるのは時間の問題と思われた。(内藤)

落合峠
登山道から落合峠を見下ろす
サガリハゲ分岐
矢筈山山頂


サガリハゲ山
ササが喰われている