2024年12月29日日曜日

八ヶ岳

■コースタイム

28日 8:40渋の湯P11:25──12:45黒百合ヒュッテ──12:50中山峠──14:00 2550m──14:50ヒュッテ(泊)

29日 ヒュッテ8:00──9:03中山展望台9:48──10:49高見石小屋──12:40渋の湯P

■感想

日程変更不可能な為、寒気入り強い冬型、暴風覚悟の上で出発。不評で有名な渋の湯駐車場は6:30からのはずなのに、7:30でも雪掻き中で受付さえしてくれない。計画より1時間余遅れて出発。続々と車来て登山者多。

樹林帯は風もなく、登りなので-10度でも寒くはない。途中で2名はアイゼン装着。黒百合平にはテント数張。-12度。黒百合ヒュッテ名物のビーフシチューに舌鼓を打つ。天気は曇天のまま風は強まっている様子。翌日も回復の見込み薄い為、東天狗岳を目指し行ける所まで行ってみようとアイゼン、ピッケル、ゴーグル、バラクラバのフル装備で出発。東天狗から下りて来た登山者何人かすれ違う。標高を上げるにつれ風強くなり、トレースはかき消されており目を凝らしながら進む。2574mの分岐まで頑張ろうと登るも、半ばホワイトアウト。2550mで撤退。-16度。シラビソ等のモンスターを楽しみながら下った。

ヒュッテに入ると登山者でいっぱいだった。ストーブと暖炉の周りでまったり。22kのザック背負って来たのに、テントだけ忘れて小屋泊まりになった男性と談笑。

29日もやはり強風。ニュウも諦め高見石小屋へ。樹林帯ではフワフワの雪の中へダイブし人拓を取ったり余裕あるが、中山展望台では風雪に叩かれ逃げるように下る。高見石小屋で、お目当ての揚げパンとホットドリンクで温まる。凍った白駒池を歩いてみたいという希望もあったが、風雪強まっておりそのまま渋の湯に下った。下山後、青空が覗いていた。強風の中、凍てついた岩場でのアイゼン、ピッケルワークは慣れない隊員には試練だった。(越智・暁)

岩場でのアイゼン。
2550m撤退地点。息が切れてきたので、体力に余裕のありそうなO氏に少しトップを交代してもらう。その時はトレースがなく不安と恐怖しかなかったが、下山後はいい経験になったと。
登頂も八ヶ岳ブルーはなかったが、楽しさいっぱいの山行だった。無事下山が何より。
気持ちのいい雪に飛び込んで遊ぶ。



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