■コースタイム
11/23 神原登山口9:54──10:21五合目小屋──12:00国観峠──12:41祖母山──13:43国観峠──15:07五合目小屋──15:39神原登山口
11/24 酔仙峽登山口5:48──8:09高岳──8:37中岳──9:02馬の背──9:09火口東展望所──9:21ロープウェイ跡──10:05酔仙峽登山口
■感想
帰路、やまなみハイウェイを経由しようと日程を入替え、1日目は祖母山へ。曇り空で紅葉がほとんど終わった原生林の樹林帯を、落ち葉を踏みしめながら沢沿いに進んでいく。登って行くに連れ斜度を増していき、国観峠までが遠かった。国観峠を過ぎたあたりからボツボツと白いものが現れはじめ、景色が一変。幻想的な霧氷の世界!
祖母山頂上はガスって真っ白。眺望はなかったけれど、予期せず今季初の霧氷が見られて大満足。宿泊は、あ祖母学舎キャンプ場。廃校した小学校の運動場を、土日解放したオートキャンプ場。この日は私達の貸切。管理棟に近い所でテント4張設営。無風で澄み渡った星空。心配した寒さも各々、対策バッチリで快適だった。
2日目は阿蘇山へ。満天の星空のもと、ヘッドライトを頼りに仙酔峽尾根から高岳へ、足場に気をつけ、丸印と矢印に沿ってひたすら登った。中間地点くらいで岩の向こうが明るくなった。風が冷たく岩の表面には霜が降りて、砂糖をまぶしたよう。
尾根を登り終え、緊張から解放されると同時に360度の大展望が広がっていた。圧倒的なスケールの阿蘇の外輪山、九重連山をはじめとする山々。高岳、中岳、馬の背、火口展望所と進んでいくが、すごい、すごいの連発!
中岳火口からは白く水蒸気が上がり続けており、かつて流れ出た溶岩流の痕跡が川のよう。このような、雄大な景色の中に立っていることに幸せを感じた。火口の噴煙を眺めながらロープウェイ跡の道で下りたが、季節外れのミヤマキリシマがまとまって咲いていた。来し方の、仙酔峽尾根の裾野の方でも、所々ピンク色に染まっていた。両日とも、ほぼコースタイム通りで良かった。予定通り、やまなみハイウェイ経由で帰路に着いた。(中村)
祖母山頂上祖母山の樹氷
阿蘇山
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