2024年10月15日火曜日

八経ヶ岳

 ■コースタイム

行社環登山口8:45──12:10弥山小屋──12:58八経ヶ岳13:20──13:53弥山小屋──14:00弥山神社──16:50登山口

■感想

前夜は晴れて、4時過ぎのキャンプ場の狭い夜空でもオリオンの真ん中の三つ星が鮮明に見え、その他のたくさんの星が見えた。アトラス彗星は見えず残念。5時半に起きて、Aさんが前夜から準備した、完璧なキャンプの食事メニューで美味しくいただいた。パンを焼いてハチミツをつけてコーヒーといただく。カツもあったけれど登場できないくらい、お腹いっぱいで出発。登山口に近づくにつれ、雨が降りだしてきた。雨の中1000m以上登るのは、私にとって久しぶりの山で不安でしかない。が、少し霧雨になったので、カッパを着て急登を出発。

和泉から来た、同じ年格好の男性1人交えた、3人組と出発がほぼ同時。何度も登っているらしい。駐車場には10数台の車。下が濡れているので、滑りやすい。ヒメシャラがヨコに倒れたお姫様ブランコもある。下りに一人こっそり座ってみた。長い木の階段もある。歯抜けの梯子もあり、慎重に。自然林の中、苔が一面にあり素晴らしい。

やっと弥山小屋。時間がかかったので、弥山だけにするか?と言う話も出たけれど、なんとなく晴れてきそうなので、頑張って八経ヶ岳まで足を伸ばす。稜線は鹿避けネットのドアが二重に2ヶ所あった。オオヤマレンゲの自生地を護っている。ガスで見えないが、頂上に着くと雲が足早に流れ、青空も見える。そこには錫杖杖が刺さっていた。

弥山に戻る時、弥山、広大な奥駆道の山々が見えた。1300年近い昔から、たくさんの人々が何を思い、信じ、長く苦しい道を歩いたのか。そんなことも考えながら下る。弥山神社にお詣りして、急で岩のある道を下っていく。前日の法隆寺、中宮寺では、長年の念願の半跏思惟像にも再々度お会いすることができ、百名山のおまけもついた。(島)

八経ヶ岳、関西で一番高い山


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