2024年11月30日土曜日

蒜山三座縦走

 ■コースタイム

上蒜山駐車場8:00──8:30上蒜山登山口──10:30上蒜山──12:00中蒜山・避難小屋で昼食──14:30下蒜山──14:10下蒜山登山口──タクシーで上蒜山登山口へ

■感想

日本海側は荒れ予報。どうするか直前まで3人で協議した結果、とりあえず行ってから決めることに。登り始めるとみぞれが降り出し、真っ白で景色は見えず。

上蒜山山頂は微風、積雪20cmくらい。ラッセルになりましたがこれはこれで楽しい。時折雲が抜けて平地が見えたので中蒜山へ。

中蒜山山頂では、ほぼガスはなく、パノラマが広がり真っ白な大山にため息が。以降は青空で振り返れば歩いてきた縦走路がハッキリと確認できました。

残念だったのは下蒜山からの下り。急な上、雪がとけドロドロのグチャグチャ。転倒しないようかなり気を遣いましたが、終始バラエティに富んだ山行に笑いが絶えませんでした。(大久保)

上蒜山頂上
中蒜山からの大山
下蒜山は青空
下蒜山の下り、キツかった


2024年11月24日日曜日

祖母山・阿蘇山

 ■コースタイム

11/23 神原登山口9:54──10:21五合目小屋──12:00国観峠──12:41祖母山──13:43国観峠──15:07五合目小屋──15:39神原登山口

11/24 酔仙峽登山口5:48──8:09高岳──8:37中岳──9:02馬の背──9:09火口東展望所──9:21ロープウェイ跡──10:05酔仙峽登山口

■感想

帰路、やまなみハイウェイを経由しようと日程を入替え、1日目は祖母山へ。曇り空で紅葉がほとんど終わった原生林の樹林帯を、落ち葉を踏みしめながら沢沿いに進んでいく。登って行くに連れ斜度を増していき、国観峠までが遠かった。国観峠を過ぎたあたりからボツボツと白いものが現れはじめ、景色が一変。幻想的な霧氷の世界!

祖母山頂上はガスって真っ白。眺望はなかったけれど、予期せず今季初の霧氷が見られて大満足。宿泊は、あ祖母学舎キャンプ場。廃校した小学校の運動場を、土日解放したオートキャンプ場。この日は私達の貸切。管理棟に近い所でテント4張設営。無風で澄み渡った星空。心配した寒さも各々、対策バッチリで快適だった。

2日目は阿蘇山へ。満天の星空のもと、ヘッドライトを頼りに仙酔峽尾根から高岳へ、足場に気をつけ、丸印と矢印に沿ってひたすら登った。中間地点くらいで岩の向こうが明るくなった。風が冷たく岩の表面には霜が降りて、砂糖をまぶしたよう。

尾根を登り終え、緊張から解放されると同時に360度の大展望が広がっていた。圧倒的なスケールの阿蘇の外輪山、九重連山をはじめとする山々。高岳、中岳、馬の背、火口展望所と進んでいくが、すごい、すごいの連発!

中岳火口からは白く水蒸気が上がり続けており、かつて流れ出た溶岩流の痕跡が川のよう。このような、雄大な景色の中に立っていることに幸せを感じた。火口の噴煙を眺めながらロープウェイ跡の道で下りたが、季節外れのミヤマキリシマがまとまって咲いていた。来し方の、仙酔峽尾根の裾野の方でも、所々ピンク色に染まっていた。両日とも、ほぼコースタイム通りで良かった。予定通り、やまなみハイウェイ経由で帰路に着いた。(中村)

祖母山頂上
祖母山の樹氷
阿蘇山
仙酔峡ルート中間地点
阿蘇山
地球の壮大なエネルギーを感じました

剣山

■コースタイム

川島7:00──9:00見ノ越──10:00西島──11:00頂上11時・小屋裏で食事──11:40頂上──12:00次郎との鞍部──大剣神社経由──14:00西島

■感想

霧氷がきれいだ!とワクワクしながら出発。見ノ越までノーマルタイヤで走り、上の方は左右の木々が霧氷で飾りついている。見ノ越駐車場は下はいっぱいなので、2階に停めた。9時頃-3℃。もう雪かもと思っていたが、登山道は積雪無し。西島からは尾根道を通り、霧氷の美しさに歓声をあげながら登る。上は風が強いらしい。曇り空。予報は晴れるはず。

頂上小屋から階段を上がると、予想通り風強く体感温度は-5℃くらいかな?何故か頂上小屋では-1℃。ジローさんにはご対面できないので、小屋の裏で風を避けて腹ごしらえ。

12時半過ぎにもう一度階段を上がると、あら不思議。風がおさまって、日も照ってきて、ジローさんに会えた。ジローへの右(西)斜面は、素敵な霧氷樹林!きれいだ!ジローへ行きましょう!と誘ってくれるのだけれど膝、腰痛で、いいから行ってきて!と言うけど、彼女も霧氷で満足満足。

三嶺から縦走してきた学生さん達がドローンを飛ばして、映像も見せてくれた。鳥になってみるのも素敵、素晴らしい。昨夜、外国の方が迷って捜索していたが、夜警察の方と避難小屋に来たとか。午後1時半から名頃から登り始めたらしい。山はすぐ暗くなるからご用心。

トラバース道を進むと、色々な樹氷、霧氷が造形美を作る。日も照り、気温が上がって、頭への直撃も。大剣神社へ少し上がり、西島へ向かう。雪でなく霧氷が落ちて登山道は白い。気を抜いていて一度滑った。

リフトも小屋も今日までなので、ズックとダウンで行けるところまで行こうと入ってくる人達と何回かすれ違う。気をつけてほしい。小屋は、昼は小屋じまいの作業をされていて、あたたかいうどんは食べられなかったが、お世話になりました。行程はだいたい予定どおり。のんびり、写真をたくさん撮って素晴らしい霧氷を楽しんだ。(島)

 







2024年11月4日月曜日

韓国岳・高千穂峯・開聞岳

 ■コースタイム

韓国岳・高千穂峯・開聞岳

11/3 えびの高原7:00──9:00韓国岳──大浪池──11:00えびの高原──12:30高千穂河原登山口──13:30御鉢──14:00高千穂峯──15:30河原登山口

11/4 開聞岳登山口5:00──7:30開聞岳──10:00登山口──帰路

■感想

11/2からの予定でしたが、お天気がよくなかったので、1日ずらして行ってきました。台風一過となり快晴!桜島も見れて絶景でした。開聞岳は時間の都合でヘッデンをつけての登山になりましたが、朝日は微妙。池田湖は見られましたが、イッシーはいませんでした。(宮武)

韓国岳
このままずーっと歩いていきたい稜線
開聞岳からの朝日
高千穂峯山頂にある逆鉾、坂本龍馬が抜いたとか?
登りはめちゃめちゃきつかったです


2024年11月3日日曜日

三嶺

 心配していた天気は回復して晴れの良い天気でした。風は時折吹いてました。(石田)

山頂はきれいな三角形
紅葉もチラホラ


八面山、綱付山

 ■コースタイム

奥大野7:23──8:55八面山──10:42-11:00綱付山──12:50八面山──14:08奥大野

■感想

奥大野の、アカマツに近い方の登山口から登る。アカマツはまだモヤが立ち込めており、帰りにじっくり眺めてきた。アカマツってこんなに赤いんだ、と思うような立派な巨木に見惚れた。八面山から綱付山までは尾根歩きと思っていたが、YAMAPで2021年に歩いた人の軌跡を基に行こうとしたのが失敗。現在地が軌跡に乗ってないと、右往左往してしまった。ピンクテープはポツポツあったが、見落としもあったのだろう。帰りはスムーズに行けるかと思いきや、同じ辺りで迷う。尾根を素直に歩けばそんなことにならなかったのに、これは違うよなと思いつつ劇下りと登り返し、ザレるトラバースや渡渉(狭い沢)をするハメに。YAMAP信者になってはいけないと思った。実際の地形は地形図には描かれてないアップダウンがあると、以前Oさんの地図読み講座で教えてもらっていたことを実感した。(越智)

綱付山方面からの八面山
八面山から見た綱付山