2023年10月5日木曜日

涸沢

涸沢のテントの灯りの一つになりたい!

長年の夢を実現すべく行ってきました。4日午後から天気は悪化。涸沢1泊を覚悟して行きました。紅葉と青空の絶景も、星空も無数のネオンのようなテントの灯りもなく、モルゲンロートも夢のまた夢・・・でしたが、負け惜しみでなく十分楽しんできました。

■コースタイム

<10月4日>上高地バスターミナル7:07──8:45徳沢──9:50横尾──11:27本谷橋(1,782m)──13:10涸沢ヒュッテ・テント泊

<10月5日>涸沢ヒュッテ下山開始7:40──8:55本谷橋──10:00横尾──10:50徳沢──12:15河童橋──12:30上高地バスターミナル

■感想

3日22時過ぎ自宅を出発。神戸辺りからずっと雨。雨雲と一緒に移動していたのか?!バタバタとうるさいほどの雨音を聞きながら走る。あかんだな駐車場も雨ザーザー。車中にてカッパ、靴着用。

上高地~横尾は、時々晴れ間が覗くが曇天。明神館でカッパを脱ぐ。登山道は水たまり多数。行きかう登山者多く、譲り合い。横尾にもテント多数。晴れてきたと思うとザーザー降り、休憩&雨宿り。また晴れてきたので出発。ここまではあまり苦も無く歩けた。雨が降ったあとなので、涸沢の水不足は解消されていると思いつつ横尾で水を追加。

横尾~涸沢は時折青空。梓川の美しさと、光る屏風岩に感動しつつ登る。屏風岩の裾野は黄色く色づいて美しい。本谷橋を渡り、2,000m越えるあたりから風が出てくる。雨もポツポツ降り始めカッパ上を着る。色づき始めた山々が美しく足が止まる。常念岳が見えた。向こうは晴れている。ゴツゴツの道をどんどん登る。登り下りの登山者多数。思うようには歩けない。

涸沢では、穂高方面はガスって見えない。ナナカマドがまだ赤くなってないせいか全体に黄色っぽい。それほど寒くなく山シャツ2枚とカッパで十分。テント少ない。場所選び放題。ゴツゴツの石の上に張るのでクローズトセルとエアマット両方を持参した、寝心地優先とコンパネ借りる。夕方、雨降り始める。朝まで暴風雨。テントを叩く雨音がすごくて眠れん!と思ったが21時頃から眠ったらしい。4時半のアラームも止めて、6時過ぎまで寝ていた。

風雨がおさまったのを見計らってテント撤収。下り始め、雨はポツポツ。少し下ると本降り。それでも登っていく登山者は前日より多く、テント泊装備の人も多数。上高地目指して雨の中ひたすら歩く。河童橋に着くとホッとして、おやきと牛乳を買って食べていて、12:30発のバスをタッチの差で逃す。上高地は嵐。バス待ち30分の間に暴風雨。ここで初めて凍えた。平湯バス乗り場のすぐ隣の、ひらゆの森はとても気持ちのよい湯。痺れていた手足が生き返った。(越智)


テント少ないけど、その一つになれて満足


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