■コースタイム
10/11 上高地7:00──9:24徳沢園──10:28横尾山荘──14:36涸沢ヒュッテ
10/12 涸沢ヒュッテ8:08──10:57横尾──12:22徳沢園──14:08明神池──15:03上高地
気温:最低気温5℃、最高気温27℃
■感想
台風の影響もあり、直前まで予定を変更するか迷っていたが、取り敢えず行ってみて現地の天候次第で判断ということで10/10(金)21:00に松茂出発。紅葉シーズンの繁忙期で、小屋も取れず、駐車場も満車になるおそれがある為の早め出発。
3:00過ぎには、あかんだな駐車場に到着。無事駐車できた。現地は肌寒く、小雨が降っていた。レインウェアにザックカバーもして出発。終始降ったり止んだりで、テント等を濡らさないように傘もさして歩く。横尾までは順調だったものの、登りに差し掛かると、寝不足と冷えと重い荷物で疲れが出たのか、体調が優れないメンバーも居てゆっくり登る。
涸沢ヒュッテは、悪天候にも関わらずかなり人が多かった。到着が遅かったので、コンパネは売り切れで、各自雨の中テント設営。この時、雨も風も最高潮で設営にかなり苦労して、体力も消耗しきってしまった。設営中、野晒しに置いていたザックは中身もほぼ水没。ヒュッテで温かい物を食べるが、体温は冷えたままで各々早めにテントに戻り、風雨の激しいなか不安な夜を過ごす。朝3時くらいから雨は止みテントは乾いたが、昨晩全て水没したザックは初めより重さを増している。天気も全員の体調も回復したが風はまだ強く、当初予定していた奥穂、ジャンダルムは断念してゆっくり下山する決心をした。
この日は晴れていたので、対向して登ってくる登山客もかなり多い。涸沢カールの紅葉も去ることながら、道中もたくさん綺麗な景色が見られた。上高地では、あかんだな行き、さわんど行きともにバス停が長蛇の列。1時間待ち。
本来の目的のジャンダルムへは行けなかったけど、また天気と体調が万全の時に挑みたい。同日に、奥穂高岳で3名の遭難事故もあったらしい。低体温症とのこと。自分達も、一歩判断を誤ると危なかったなと思った。この度の山行で、天気を見て行動すること、時間に余裕を持って早め早めに行動することの重要性を痛感した。嵐の中のテント泊は忘れられない経験になった。(横手)
涸沢カール紅葉真っ盛り、綺麗でした
人の多さにびっくり!大人気ですね